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エンジニア1年目 2023年の振り返り

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はじめに

去年エンジニアとしてSES企業に入社して、初めて現場参画し、最後には転職することになった1年を振り返っていきます。
文章は稚拙なところがあるかもしれませんが、温かい気持ちで読んでいただけると嬉しいです。

この記事はProgaku Advent Calendar 13日目の記事です。

下記のような方に参考にしていただけると嬉しいです。

IT業界に興味があって転職を考えている人
IT業界で働くことが決まったけど実務はまだって人
IT業界で働き始めて1年目で転職を考えている人

逆に下記のような方は読まない方がいいかもしれないです。

卓越した文章を読みたい人
1年目で転職する人に抵抗がある人
経験1年のエンジニアの意見なんて聞きたくない人

今年のトピック

まずは今年のトピックから簡単に挙げておきます。

  1. 初案件に参画
  2. 通信制大学に入学
  3. 入社1年で転職

自己紹介

  • 1995年生誕 28歳 (社会人10年目)

  • 最終学歴 工業高校卒 (機械科)

  • 転職回数 4回 (全て正社員)

    • 1社目 建設機械メーカー / サービスエンジニアとして整備・修理を担当(1年半)
    • 2社目 自動車用金型メーカー / 製造オペレーター、3D CAD/CAMオペレーターとして製造業務を担当(5年半)
    • 3社目 半導体装置部品メーカー / 製造オペレーターとして製造業務を担当 (3ヶ月)
    • 4社目 SES (現職 1年1ヶ月)
    • 5社目 SES,受託の会社 (来年2月から)

1年の振り返り

1月 〜 3月

2ヶ月の入社時研修後に、1月から初現場参画しました。
案件内容はこんな感じでした。(詳細は省きます)

組込みAndroidシステム開発
言語 - Java / Kotlin
役割 - 開発プログラマー

初めて現場参画できた嬉しさで浮かれ気味でした。
最初の1週間くらいは、環境構築と案件概要把握の期間でした。
コードを見ても何が何だかわからずって状態でした。

その後早速開発のタスクをもらって、初めて現場でコードを書くことができました。
顧客の画像などのリソースが出てくるのが遅く、少し作業が遅れることがありましたが、特に大きな問題もなく、初の開発タスクは終わりました。
勉強になったことは以下のようなことです。

現場での作業の進め方
コードレビューの視点と、指摘される箇所
顧客の都合で作業が遅れることがあるということ

初めての案件参画だったのであげればもっとあって、キリがないんですけどね。

やっておけばよかったことは以下です。

全体の概要把握が甘かった(タスクに関係ある詳細から入ってしまった)

これは、初めての現場だったので勝手がわからなかったことになります。
同じ会社の人もいて、教えられるままに概要把握をしていったのですが、全体のシステム概要把握した後に詳細を把握していくべきでした。分からないことが多く、二度手間が多かったです。

4月 〜 8月

初めての現場も慣れてきて、詳細設計から任せられるようになりました。
クラス図書いたり、シーケンス図書いたりして、リーダーに設計レビューしてもらってって感じですね。
わりと基本情報技術者で勉強したことなんかが、活きてたりして嬉しかったりしました。

7月くらいから他の現場のシステムってどんな感じなのか見てみたいなーと思ったりしてました。
あといろんなことを幅広く学びたくて、4月から通信制の大学に通い始めました。

勉強になったことは以下のようなことです。

自分の設計を人に説明するの難しい
なぜその仕様にするのか、根拠が必要
すり合わせ大事

これもあげればキリがないんですが、特にこまめなすり合わせがとても大切だと感じました。
最初の大枠を決めたら、まず方向性を合わせるためにすり合わせ。
半分くらい設計できたらすり合わせ、8割くらいですり合わせ。

って感じでこまめにすり合わせして、認識のズレがないように進めていました。
8割できてからすり合わせして、そもそも認識ずれてたら結構な手戻りが発生してしまうと感じていたためです。

9月 〜 11月

同じ案件内で、別チームにスライドしました。
案件内容は下記のような感じです。

契約管理システム
フレームワーク - SpringBoot
言語 - Java
役割 - 開発プログラマー

簿記の知識なんかが少し必要な現場で、最初は用語に馴染めず大変でした。
ちょうど大学で簿記論の勉強してたりしてたのがここで活きてくるとはって感じでした。

勉強になったことは以下のようなことです。

前のチームと作業の進め方が違ったので参考になった
仕様書がほとんどない現場もあるということ

前のチームの方が作業の進め方とか、コードレビューとかしっかりしていて、かなりやりやすかったです。
ちゃんとした仕様書がないのが、個人的に結構しんどかったです。(あっても古かったり)
作業の流れもあまり良くなくて、作業ないときと忙しいときの差が激しくて色んな現場があるんだなと感じました。

チーム変わってから、転職活動を始めました。
会社のエンジニアとの向き合い方とか、キャリアの考え方に疑問を感じ始めからです。
何回か営業と直属上長と話し合いはしたのですが、自身の思い描くキャリアの実現が難しいと考えたので転職することになりました。

12月

まだ12月は途中ですが、転職先も決まり比較的のんびりと過ごしています。

転職活動

エンジニアとして入社して1年で転職ってことに色々意見がある人もいると思います。
未経験から雇っていただき、研修後すぐに開発案件に参画させてもらった現職の会社にはもちろん感謝しています。
私自身も転職する前に所属上長などに何回も意見を出しましたが、話がまとまらず転職という結果になりました。

結果として年収25%アップで、自身のキャリアの実現に近づける企業とご縁があったので転職することにしました。
決め手として、私の話を真摯に聞き、何を求めているか理解を示していただき、企業として何を提供できるかということをしっかりと話してくれたことです。

ですが、個人的には1年目での転職はあまりおすすめしないです。
理由は下記になります。

経験1年だと書類選考で落ちることが多い
駆け出しのメンバーとしての経験しかない
大幅な年収アップは望めない

転職は可能ですが、正直思った以上に厳しかったです。

  • 応募 14社
  • 書類選考通過 4社
  • 1次選考通過 2社
  • 内定 2社

書類選考通過率は30%程度と、かなり低くなっています。
おそらく、転職回数が多いことと現職の期間が短いことが影響していると考えました。
このことから、1年目での転職はあまりおすすめしないです。

しかし、下記のような理由があれば転職を考えてもいいと個人的に思います。

スキルアップが困難な現場を抜けれない
将来的に上流工程を経験できない / 上流工程を経験するのにかなりの時間を要する
著しく給与が少ない

ただこのような理由でも、所属上長や先輩などに相談することで現状を打開できる可能性は大いにあります。
ですので、すぐに転職を考えず、相談してみてそれでも解消が難しい場合は転職を考えるといいと思います。

最後に

今年も無事に1年を終わることができそうです。
来年も少しでも多くの人と関わり、周りの人たちの幸せに少しでも貢献できれば、大変嬉しいです。

今後も暖かい目で見守っていただけると幸いです。

今年も後少し、自分らしく生きましょう。

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