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念願のITエンジニアになれた2022年、1年を振り返ってみた

Last updated at Posted at 2022-12-30

はじめに

今年は個人的にかなり激動の1年だったので、「今年1年の振り返り」を記事にしたいと思います。

2年ほど前からITエンジニアになりたいと漠然と思っていて、今年本気で目指し、ようやくなれた年だったので、記念に残しておきたいと思います。

現在、他業種からITエンジニアへの転職を考えている方、ITエンジニアへの転職活動中の方などの参考になれば幸いです。
少し長いので、まとめと最後だけでも読んでくれると嬉しいです。

自己紹介

  • 年齢 27歳 (1995年 生)

  • 最終学歴 工業高校卒 (機械科)

  • 転職回数 3回 (全て正社員)

  • 1社目 建設機械メーカー / サービスエンジニアとして整備・修理を担当(1年半)

  • 2社目 自動車用金型メーカー / 製造オペレーター、3D CAD/CAMオペレーターとして製造業務を担当(5年半)

  • 3社目 半導体装置部品メーカー / 製造オペレーターとして製造業務を担当 (3ヶ月)

  • 4社目 現職! SES

なぜITエンジニアになろうと思ったか

冒頭で書きましたが、私は2年ほど前から漠然とIT業界への転職を考えていました。

転職を考えたきっかけは2つあります。

1つ目は、ありきたりですがコロナ禍です。
当時は2社目の自動車用金型メーカーに勤めていたのですが、コロナ禍による生産量の減少で、休業などがありました。
また自動車業界の電気自動車への移行という出来事も、将来の不安を感じ、転職を考える大きな要因となりました。

2つ目は、製造業で製造業務を行う中で、自分自身の成長を感じづらくなってしまったことです。

実際にプログラミングを少し勉強し、ITパスポートの資格も取得し、転職活動も行いました。

しかし、2社ほど面接を受けご縁がなかったこと、仕事やプライベートの多くのことが重なったことから一度は諦めました。
今思えば、そこまで本気で考えていなかったと思います。(なれたらいいなーみたいな)

1年の振り返り

1月 前々職の有休消化、今年1回目の引越し

自動車業界への不安は、やはり感じていたので昨年末に転職活動を行っていました。
当時は、一度IT業界を諦めていたので、IT業界の求人を調べもしませんでした。

3社目の半導体装置の部品メーカーに入社も決まり、退職手続き後にのんびりと有給を消化していました。

1月末に今年1回目の引っ越しをしました。

2月 転職後、またすぐに転職を決意

2月1日に3社目に入社したのですが、2週目くらいで退職することは決意していました。笑
理由については、当時の会社との話し合いでお互い納得しているのでここでは割愛させていただきます。

どうしようかと、かなり悩みました。
自分の今後のキャリアというものを本気で考えました。

自分が何がしたいのか、現状になぜ納得できていないのか、どうすれば納得できるかなどを書き出したりして、頭と心の整理をしていました。

そして、やはりIT業界に今挑戦しなかったら今後一生後悔すると思い、挑戦することを決意しました。

まずやったことは、どうすれば転職することができるか、ということを考えました。
状況は結構厳し目だと感じていました。

転職してまたすぐに転職することになるからです。
また、IT業界への転職希望者が多いということもあります。

色々調べているうちに、国の制度で「専門実践教育訓練給付金」というものが存在することを知ります。
専門学校やプログラミングスクールなどを検討し、年齢なども考慮し、退職後プログラミングスクールでWebプログラミングを学習することを決めました。

複数のプログラミングスクールのカウンセリングを受け、「DMM WEBCAMP 専門技術コース」を受講することを決めました。(勧誘などではないです)

3月 退職手続き、プログラミング学習

会社と話し合い、お互い納得した上で退職手続きを行い、2月〜4月の3ヶ月で退職することになりました。

仕事の休憩時間、平日の退社後、休日に学習していました。

前半は、2年前に学習したHTML/CSS、JavaScriptを思い出しながら、再度学習していました。
後半は、プログラミングスクールでRuby、Ruby on Railsを学習するのでそちらもProgateや書籍で学習していました。

基本情報技術者試験の受験もしようと思ったので、少しずつテキストを読み始めます。

学習時間:約60時間

4月 退職、プログラミングスクール事前学習

プログラミングスクールの事前学習期間に入り、カリキュラムが配布されたのでそちらを実施していました。
3月同様、仕事の休憩時間、平日退社後、休日に学習していました。

学習時間:約60時間

5月 ~ 8月 プログラミングスクール受講

4ヶ月間、プログラミングスクールに通いました。

学習内容は以下のようになります。

  • HTML / CSS
  • Git / GitHub
  • Ruby
  • Ruby on Rails
  • jQuery
  • AWS

プログラミングスクールに関しては、様々な意見があると思います。

個人的な意見としては、受講してよかったです。
理由は以下になります。

  • 実際に転職成功することができた
  • 現在の会社に不満はない
  • 同じスクールの受講生と知り合えた
  • 自分自身を見つめ直し、今後のキャリアを明確にできた

とくに同じスクールの受講生とは、今もチーム開発を行い交流しているのでこれはスクールに通っていてよかったと思う点になります。

あくまでも個人的意見として参考にしていただきたいです。

学習時間 : 約800時間(4ヶ月)

9月 転職活動

プログラミングスクールの転職サポートによる転職活動と、スクールに報告をし個人で転職活動を行っていました。
個人で転職活動を行なった理由は、自分でも色々な会社を見て、話を聞き、納得した上で転職したいと思ったからです。

最終的にはプログラミングスクールの転職サポート経由で入社したのですが、納得感のある転職活動になったので、個人でも活動してよかったです。

9月末に内定承諾をしたので、約1ヶ月転職活動を行いました。

応募企業数 14社(スクール経由 4社 個人 10社)
内定 3社 (SES 個人2社, スクール経由 1社)
スクール経由の内定1社目が志望度が高かったため、他企業を辞退し、内定承諾したため内定1社となっています。

転職活動内容を以下にまとめます。

  • 一次選考 落ち 2社 (個人 1社, スクール 1社)
  • 適性検査 落ち 1社 (個人)
  • 書類選考 落ち 1社 (個人)
  • 内定承諾後 選考辞退 3社
  • カジュアル面談 一次面接後 選考辞退 3社
  • カジュアル面談後 会社から連絡なし 1社

私の予想は、3社に1社くらいしか書類選考が通過しないと思っていました。
当初想像していたよりは、書類選考は通過し、面接を受けることができました。

カジュアル面談で話を聞き、自分の思っていた業務内容と違うことがあり、選考辞退するパターンもありました。

色々な会社の話を聞いてよかったことは以下になります。

  • 10社以上の採用担当の方と話をすることで、IT業界の雰囲気を知ることができた
  • 採用担当の方と話をする中で、自分の成長につながる話をすることができた

転職活動を行う中で思ったことは、長期戦になると精神的にきついということでした。

自分自身も1ヶ月という比較的短い方だったのですが、かなり焦りと疲労がありました。
ある程度早い段階から内定を頂けていたので、精神的にはまだ楽だったと思うのですが、それでもきつかったのを覚えています。

なので会社に所属していない状態で、2、3ヶ月の転職活動を行うのは、かなり精神的にも疲労が蓄積されると思うので、個人的には短期決戦をおすすめします。

学習時間:約100時間

10月 内定承諾後 入社前事前学習、基本情報技術者 受験

愛知県に住んでいたので、引っ越しの手続きを行い、10月末に関東に引っ越しました。

JavaメインのSES企業に入社が決まったので、Javaを勉強していました。

少しずつ勉強していた基本情報も10月に受験しました。
無事に合格できたのでよかったです。

基本情報は意味ないよっていう人もいますが、私はそうは思いません。
確かに実務で活きてくる場面は少ないかもしれないですが、入社後に自社の人と話をしていても言葉がわかるので、コミュニケーションが取りやすいと感じています。
ネットワークやセキュリティなども薄くですが知識として知っているので、「何言ってるかさっぱりわからない」みたいな状態よりは全然いいと思います。

転職活動の際も、「基本情報も勉強していて、次回受験予定です。」というと受けはいいです。

11月 ~ 12月 SES企業入社 研修

SES企業に入社し、研修を行いました。

しっかりした研修内容で、私としては2ヶ月で転職前の半年分くらい成長できたと感じています。
研修内容は割愛させていただきます。

1月からの配属先も無事決まり、1月から開発案件に携わることになっています。

SES企業に関しても、ネット上の情報で「SESはやめとけ」などの情報が山ほど出てきます。

私が2ヶ月働き、周りの人たちの話を聞いたり、実際に面談したりして感じたことは

 「SESというより、企業による」

 
かなと思いました。

今のところは私は不満は全くありません。

まとめ

未経験からのエンジニア転職は、できます!

SESはやばい、というよりは会社によるので、色々な会社の話を聞くのがおすすめ

転職活動は、個人的には短期決戦がおすすめ

プログラミングスクールは個人的には全然あり

転職するまでの学習時間は半年で約1000時間くらい

基本情報などの資格は無駄じゃない
 

今年は、私の人生の大きな分岐点だったと思います。
精神的にかなりきつい時期もあったし、転職も引越しも2回したので、なかなか激動の年でした。

やらない後悔よりはやる後悔

生きてるだけで丸儲け

 
この言葉が私は好きです。
結果的に、今すごく楽しくて、毎日笑顔でいられるからそれでいいのかなと思っています。

人として大きく成長できた1年でした。
来年も、笑顔で楽しく生きていたいです!!

最後に

現在転職活動中で、うまくいかず心が折れそうな人。
ITエンジニアになりたいけど、転職できるか悩んでる人。

少なくとも私は転職成功できたので、エンジニア転職はできます。
私の周りもかなりの割合で転職成功しています。

私は、今エンジニアになり研修を終えたばかりですが、毎日がとても楽しいです。
これは前職までは感じたことのない感覚です。
今後業務にあたって、大変なこともたくさんあると思いますが、今の気持ちを思い出せば、頑張れる気がしています。

エンジニア転職自体は、決して無理なことではないです。
あとは自分が一歩踏み出し、その後継続して努力できるかどうかです。

この記事を読んでくれた方々の人生がより良い方向に進むことを、陰ながら応援しています。
 

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