はじめに
やっとこさ「Oracle Certified Java Programmer, Gold SE 8」を取得できました。
結果としては正答率87%でした。(65%以上で合格) 受ける前不安でしたが案外やれましたね…。
Javaの資格取るメリットとか、実際の試験に関する所感など書いていきます。
Java Gold SE8 ってなんぞや?
Oracleが認定するJavaプログラマの資格です。Bronze、Silver、Goldと3つあり
難易度は[Bronze < Silver < Gold] となっています。
受験料は税込みで3万ペリカくらいします。 これじゃ地上に出られない!!
あとGoldには取得条件があり、事前にSilverの資格を取得していることが必要条件となります。
ちなみにSE8っていうのはJavaのバージョンのことを指しています。
Goldをの資格を取得する(学習する)メリット
Javaのクラスやメソッドの具体的な使い方等を網羅している感じですね。
あと、「Stream API」という分野が大きくフォーカスされています。
これを学習するとfor文とかif文とかいっぱい書いてて可読性の悪いコードも簡潔に書けるようになります。
他には、並列処理とかファイル操作とかデータベースの接続についても範囲に含まれます。(他にもありますが省略します)
学習するメリットとしては下記のような感じだと思います。
- 簡潔に可読性の高いコードを書く技術が身に着けられる。
- 実務で実際に使われるようなメソッド等(ファイル操作とかデータベース接続とか)を理解することができる。
- 処理の高速化について知ることができる(並列処理、ここは結構難しいです笑)
つまり、
Silverではオブジェクト指向言語の特性について学習しますが、GoldではJavaのクラスやメソッドについて多く言及していることが分かるかと思います。ただしSilverと重複する部分も範囲には含まれています。
Goldでの学習時間の目安
実務経験の浅い人がやるには学習量はそこそこ多いと思います。
ちなみに私は実務経験の浅い人に該当します。
120時間くらいの学習時間は見ておいた方がいいかも。(しっかり網羅して理解しようと思うならもっと必要だと思う)
Goldでの学習の方法について
ここに関しては持論です。
まずは紫本でしっかり説明を見て自分でコーディングして動作確認しながら進めるのが良いと思います。
紫本は黒本と比べても解説が丁寧にされています。
コーディングした方が良い理由については、実際に動作させてみた方が納得感があるし、コーディングの途中に思わぬ発見があったりします。(コンパイルエラーとか) あと、本だけで勉強すると内容がなかなかインプットされません。
概念やどういうメソッドがあるのか軽く頭に入った状態で黒本の問題に着手した方が精神的に安全な気がします。
全く何も知らない状態で黒本解こうとするとイライラするかも。(ちなみにSilverの時は黒本オンリーで勉強してました。解説丁寧だし。)
Goldの試験について
Silverの試験と比較すると、引っ掛け問題的な要素は弱くなっているように思えました。
どちらかというとメソッドを使用した時の挙動とか理解できているかどうかが重要な感じ。
つまりしっかり勉強しているとしっかり点数が取れる印象でもあります。
あと、やはり黒本が最強でした。 私は黒本と紫本両方使って学習しましたが
試験で高得点とれた要因としては確実に黒本です。 ただ、詳しく解説が書かれているのは紫本。
Javaの学習としては紫本、試験対策としては黒本ですね。 まあ個人的には両方使用することを推奨します。
黒本が最強といった理由としては、まず既視感のある問題が多かったです。
学習としては良くないですが、たまたま答え覚えてたやつがそのまま出るみたいな。
そういう意味ではSilverと同じだったかもしれません。
関数型インターフェースやStreamAPIとか主要なとこしっかり網羅して、黒本の総合演習2周くらいしてればいい線いけるのかも。
まあ後は、Silverと同じでキャンペーン中であれば再受験無料ってのがあるので絶対確認しておいた方がいいです。