はじめに
かなり危険なことをしているので、試す場合は自己責任でお願いします 。
動作環境
- Windows10 Professional 64bit
- VirtualBox 5.2.8
顛末
1. さーて、作業を始めようか、と思ったらWindows 10の起動中のプログラムがかなり少ない…… どうやら、システム再起動がかかったようだ。
2. VirtualBoxのVMを起動しようとすると……「セッションを開けませんでした。」終了コード:E_FAIL、コンポーネント:SessionMachine
aText={VM cannot start because the saved state file 'D:\(略)\Snapshots\2018-06-14T10-13-03-782142100Z.sav' is invalid (VERR_FILE_NOT_FOUND).
Delete the saved state prior to starting the VM}
となっている。savファイルを消せばいいのかなー、と思ったものの、行ってみるとそんなファイルはない。
4. 「ないんなら、作っちゃえばいいんじゃね?」みたいな安易な気持ちで、同じディレクトリにあるsavファイルを上記ファイル名としてコピー。起動。ダメでした。表示されたのは下記。VERR_SSM_LOAD_MEMORY_SIZE_MISMATCH。どうやら、以前のセッションファイルとではメモリの割当量が違うみたい。
5. 仕方がないのでバージョンアップ。過去、こういう場面を何度もバージョンアップで切り抜けてきた経験則。5.2.8からバージョンアップ。最新版は5.2.12だが、できるだけチャンスは残しておきたいので、わざわざ5.2.10に上げた(ちなみにVirtualBoxは、0.0.2刻みで安定バージョンがあがる。)しかし、起動に失敗。どうしよう。
6. 仕方がないのでGoogle先生。『「ヘッドレス起動」してから正常終了して起動したら、正常に起動したよ!』という記述を見つけ、初めてのヘッドレス起動。はいダメー。
7. ちょっと気になっていた「保存」の文字。ここに着目してみると……「保存状態を破棄」を発見。試してみる。正常に起動した!
8. 保存状態を破棄しているので、ディスクに保存していないメモリの状態とかは消し飛びますが、VMとしては記憶をなくした状態から正常に起動しました。良かった。
9. 不意な再起動でVirtualBoxが壊れることは良くあるので、作業が完了したらちゃんとVMを終了させた方が良いですよ。