workerの過去のコードについて、なかなかに特殊なのでまとめます。
保持する過去のバージョン
現行のバージョンを含めて、29個保持するようです。
なんで30じゃないんだろ。
ロールバックできる世代数
最新の10世代の中で、ロールバックが可能なようです。
11世代〜29世代前は何のために存在するの?
コンソール画面上で、コードを確認できない
10世代前までロールバックはできるが、そのコードは確認できない。
意味不明。
バージョンIDは2種類ある
16進数8桁のものはあるが、実際には使えない。
画面表示用のようだ
正確なバージョンIDを確認する方法
wrangler versions list --name [ワーカー名]
ここでVersion ID
として表示されるものが、正確なバージョンIDです。
UUID(16進数で8桁-4桁-4桁-4桁-12桁、合計32桁、36文字)形式です。
最初の8桁が、画面表示されます。
過去のコードを取得する方法は存在しない
wrangler versions view --name [ワーカー名] [Version ID]
というコマンドがあるが、概略が表示されるだけでソースコードが表示されたり、取得できたりする訳ではない。
コードが見たければデプロイすること
現在のコードを含めて10世代のバージョンがデプロイできるので、コードを見たければデプロイするしかない。
プロダクション環境だったらお手上げですね。なにせ、コードが見られないのだから。