##RHELを導入した時経緯と参照した資料
2021年も6月の半ばになって社内SlackでRed Hat Enterprise Linux(RHEL)のセミナー告知を見た。
それが以下
[Red Hat Dojo #06 Red Hat Enterprise Linux インストール編] (https://ibm-developer.connpass.com/event/213335/)
すでに開催後でしたので、6月14日時点はダウンロードできた資料を見ながら導入してみた。(なぜか1か月もたたずにアクセスできない)
具体的手順はVirtualBox編がこの記事作成時点でアクセス可能なので、こちらを参照。
##つまづいた箇所
####(1)RHEL導入途中でVirtualBoxの画面がくずれる
何度やっても導入途中でカラフルな画面になってハングしている。画面をとっていなかったので想像してください。
####(2)ホストオンリーアダプターを設定
voxnet0という項目が選択できないので、そのまま先に進んだらホストであるMacbookのコンソールからアクセスできない
####(3)Red Hatサブスクリプションの登録
手順書とは異なり、少しさわった後で登録しようとしたら画面が見切れていて、GUIでの登録方法がわからなかった。
コマンドで登録しようとしてもusernameまたはpasswordが違いますといわれる。
##解決策
####(1)導入時の画面のくずれの対応
原因はVirtualBoxのバージョンが古いこと。
5.xを使っていた。
6.1.22にupgradeしたら画面のくずれはなくなった。(導入時に画面が切れて見づらいが導入は可能)
####(2)ホストオンリーアダプターを設定方法
仮想マシンの設定の前に実施する必要があります。(後からネットワーク部分を設定し直しても良い)
図付きの解説がなかったので、以下の手順で実施します。(図はMac版VirtualBox 6.1.22)
この後仮想マシンの設定画面でホストオンリーアダプターでvboxnet0が選択できる。
###(3)Red Hatサブスクリプションの登録方法
クリックしても画面が以下のようになっていて見切れている。エンター(enter)キーを押しても登録できない。
あきらめて、コマンドラインから登録した。
Red Hatのコマンドラインからの登録の説明(要Red Hatのユーザー登録)によると以下のようなコマンドで登録できる。
subscription-manager register --username admin-example --password secret --auto-attach
ここで問題になったのはusername。
ログイン時のxxx@xxx.comとそのパスワードを入れても
と怒られてしまう。
Red Hatの説明には
コンテンツサーバーのユーザーアカウント名を指定します。
と書いてある。
Red Hat Customer Portalの右に表示されている「My Profile」をクリックして
「My profile」に記載のUsernameをいれたらすんなり登録できた。
####GUIによるユーザー登録方法
起動したら右クリックして画面のディスプレイ設定を選ぶ。
解像度が800X600になっているので、1024x768などを選ぶ。
そうしてから登録画面をだすと、登録画面全体が見える。
ここでコマンドで登録した時と同じようにログインにメールアドレスではなくUsernameとパスワードを入力すれば登録できる。
##他に参考になるサイト
私と同じ名前のhoshinoさんのサイトがわかりやすくておすすめ。
Red Hat Developer Programに参加してRHEL 8.3をインストール(前編)
Red Hat Developer Programを利用してRHEL 8.3をインストール(後編)
ホストオンリーアダプターの指定の注意についても簡単ですが書いてあるので良いです。
最初からここをみておけばという話でした。