for 文での range() 関数の使い方

for 文を使うときによく一緒に使う
range()関数の使い方について、以下の3パターンに分けて説明します。

1. 引数が1つの場合
2. 引数が2つの場合
3. 引数が3つの場合

　

1. 引数が1つの場合
引数が1つの場合、引数で指定された回数繰り返しを行う。

内部処理としては以下の条件で繰り返している。
・初期値「0」から
・指定された値より小さい値の間
・「1」ずつ増加させながら

具体的なコードを使って説明します。

# range()関数で引数が1つ指定された
for i in range(3):
    print("i=", i)

これを実行すると、以下の実行結果になる。

i= 0
i= 1
i= 2

改めて見ると、以下の条件で繰り返しています。
・初期値「0」から
・指定された「3」より小さい値の間
・「1」ずつ増加させながら

　

2. 引数が2つの場合
引数が2つの場合、
・第一引数で指定された初期値から、
・第二引数で指定された値より小さい値の間、
・1ずつ増やしながら繰り返しを行う。

具体的なコードを使って説明します。

# range()関数で引数が2つ指定された
for i in range(1, 3):
    print("i=", i)

これを実行すると、以下の実行結果になる。

i= 1
i= 2

改めて見ると、以下の条件で繰り返しています。
・初期値「1」から
・指定された「3」より小さい値の間
・「1」ずつ増加させながら

　

3. 引数が3つの場合
引数が3つの場合、
・第一引数で指定された初期値から、
・第二引数で指定された値より小さい値の間、
・第三引数で指定された値ずつ増やしながら繰り返しを行う。

第三引数に負の値が指定された場合は、
第二引数で指定された値より大きい値の間繰り返される。

具体的なコードを使って説明します。

# range()関数で3つ引数が指定された
for i in range(0, 10, 3):
    print("i=", i)

これを実行すると、以下の実行結果になる。

i= 0
i= 3
i= 6
i= 9

改めて見ると、以下の条件で繰り返しています。
・初期値「0」から
・指定された「10」より小さい値の間
・「3」ずつ増加させながら