if-else
文を書くと、通常以下のように4行になります。
if (【条件】):
【条件が真の時の処理】
else:
【条件が偽の時の処理】
このif-else
文を、「三項演算子(または「条件式」と呼ばれる)を使うと1行で書くことができます。
ここでは「三項演算子」という呼び方で統一させていただきます。
まず三項演算子の書式について説明すると、以下のようになります。
【条件が真の時の値】 if 【条件】 else 【条件が偽の時の値】
具体的なコードを使って説明します。
最初に通常のif-else
文から。
array = [0, 1, 2, 3]
for i in range(len(array)):
if (array[i] % 2 == 0):
print("偶数")
else:
print("奇数")
出力結果はこちら
偶数
奇数
偶数
奇数
これを三項演算子を使って書くと、こうなります。
array = [0, 1, 2, 3]
for i in range(len(array)):
print("偶数" if (array[i] % 2 == 0) else "奇数")
出力結果はもちろん先ほどと同じです。
4行で書いていた部分が1行で書けるので簡潔なコードにはなりましたが、
可読性が上がったかと言われると正直微妙かも?
私自身使った事はほとんどありませんが、
知っていたら他の人が書いたコードの理解がしやすくなるかもしれないですね。