Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)について
本日はmazon EC2について学習しました。
ハンズオン学習は行っていないので操作については理解できてませんが概要に
ついて学習したことをアウトプットします。
🌐 Amazon EC2とは?
Amazon EC2(Elastic Compute Cloud)は、オンプレミス環境の物理サーバーと同等の性能を持つ仮想サーバーを、AWSクラウド上で簡単に作成・管理できるサービスです。
✅ 特徴まとめ
・スケーラビリティ:インスタンス数を必要に応じてスケールアップ/ダウン可能
・柔軟な構成:CPU、メモリ、ストレージなどを用途に応じて選択
・コスト最適化:従量課金で、オンプレミスのような初期投資不要
・多様なOS:Linux、Windows、macOSなどに対応
・セキュリティ管理:IAM、セキュリティグループで厳格にアクセス制御可能
・即時起動:数分でインスタンス起動可能
・AMI対応:マシン設定をイメージ化し再利用可能
💰 購入方式と料金体系
方式 | 特徴 |
---|---|
オンデマンド | 従量課金、長期契約不要、柔軟な運用(料金は高め) |
リザーブド | 1年/3年契約で割引適用、長期利用向け、分割払いや一括払いに対応 |
スポット | AWSの余剰リソースを格安で利用、割引率最大90%、停止リスクあり |
Savings Plans | EC2以外にも対応、使用量に応じた柔軟な割引プラン |
🧱 インスタンスタイプの分類
タイプ | 特徴 | 用途例 |
---|---|---|
Tシリーズ | バースト性能ありの汎用型、低コスト | 軽量なWebアプリなど |
Mシリーズ | バランス型 | 一般的な業務アプリなど |
Cシリーズ | 高性能CPU向け | 計算処理、バッチ処理など |
Rシリーズ | メモリ最適化 | DBサーバーなど |
Gシリーズ | GPU搭載 | 機械学習、画像処理など |
🌍 コストに影響する3要素
1️⃣ リージョン(地域)
・東京リージョンは割高、米国東部(バージニア北部)は安価
・リージョンによって利用できるサービスにも差がある
2️⃣ データ転送
・リージョン外へのデータ送信は有料
・同一リージョン内の通信(例: VPC内)は無料
・CloudFrontでコスト最適化可能
3️⃣ ストレージ(EBS)
・SSD (gp3, io2) / HDD (st1, sc1) など選択肢あり
・容量、スナップショット数によって料金増加
・gp3の方がgp2より安価で柔軟
🚀 EC2インスタンス作成の流れ
1.AWSマネジメントコンソールにログイン
2.EC2サービスへ移動
3.「インスタンスの起動」を選択
4.AMI(OSイメージ)を選択(例: Ubuntu)
5.インスタンスタイプを選択(初心者は t2.micro 推奨)
6.ネットワークやIAMロールを構成
7.ストレージ容量を指定(例: 8GB)
8.タグ追加(任意)
9.セキュリティグループ設定(SSH, HTTPなど)
10.キーペア作成&ダウンロード → 起動!
🧠 vCPU(仮想CPU)とは?
・物理コアを仮想的に分割したリソース
・多くのインスタンスタイプは1コア=2vCPUとして提供
・ワークロードに応じて選定が必要
vCPU数の例
タイプ | vCPU数 |
---|---|
t3.micro | 2 |
m5.large | 2 |
c6i.xlarge | 4 |
r5.2xlarge | 8 |
c6a.4xlarge | 16 |
🎯 vCPU活用のポイント
・軽量な処理 → t3やm5
・計算処理やAI用途 → c6系やGシリーズ
・不要なリソース制限:vCPU数を抑えてコスト調整
・バースト性能(CPUクレジット):t系インスタンスは一時的な高負荷に強い
📌 最適化Tips
・Auto Scalingでリソースを自動スケーリング
・DockerなどでvCPUを分割運用し、効率化
・使わないEBSやスナップショットは定期削除
📝 まとめ
EC2はAWSの基盤となるサービスであり、構成の柔軟性やコスト最適化手段が豊富です。
用途や予算に応じてインスタンスタイプや料金プランを選ぶことが、効率的なクラウド運用の第一歩だと感じました。