【Ruby学習記録】Day 2：Rubyの基礎を幅広く学習

本日はRubyの文法について、基本的な概念から少し応用的な内容まで幅広く学びました。
以下に学んだことを、関連性がある順に整理してまとめておきます。

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1. 配列と要素

fruits = ["apple", "banana", "orange"]
puts fruits[0]  # => apple
配列は複数のデータを一つにまとめて扱えるオブジェクトです。

[]で囲んで定義し、インデックス（0から始まる）で要素を取り出します。

2. 配列演算子

a = [1, 2, 3]
b = [3, 4, 5]

puts a + b  # => [1, 2, 3, 3, 4, 5]
puts a - b  # => [1, 2]
puts a & b  # => [3]
puts a | b  # => [1, 2, 3, 4, 5]
+：配列の結合

-：差集合（aにあってbにない要素）

&：積集合（共通要素）

|：和集合（重複を除いた全要素）

3. ハッシュとシンボル

person = { name: "Taro", age: 25 }
puts person[:name]  # => Taro
ハッシュはキーと値のペアでデータを管理します。

:name のようなキーは「シンボル」と呼ばれ、軽量な文字列のようなものです。

4. 比較演算子と論理演算子

x = 10
y = 5

puts x > y     # => true
puts x == y    # => false
puts x != y    # => true

puts x > 5 && y < 10  # => true
puts x < 5 || y < 10  # => true
比較演算子：==, !=, >, <, >=, <=

論理演算子：&&, ||, !

5. 条件分岐（if）

score = 80

if score >= 90
  puts "Excellent!"
elsif score >= 70
  puts "Good!"
else
  puts "Keep trying!"
end
条件によって処理を分けることができます。

6. ループ処理
timesメソッド

3.times do |i|
  puts "Hello #{i}"
end
eachメソッド

["a", "b", "c"].each do |item|
  puts item
end
7. メソッド定義・引数・戻り値・return文

def greet(name)
  return "Hello, #{name}!"
end

puts greet("Taro")  # => Hello, Taro!
def でメソッドを定義します。

return を使うことで戻り値を明示できます（省略可能）。

8. スコープ（変数の有効範囲）

message = "Hello"

def say
  local_message = "Hi"
  puts local_message
end

say
# puts local_message  # エラー（スコープ外）
メソッドの中で定義した変数はその外では使えません。

9. クラスとインスタンス（なぜ必要？）

class Dog
end

dog1 = Dog.new
dog2 = Dog.new
クラスはオブジェクトの設計図、インスタンスは実体。

同じ性質を持つオブジェクトを複数扱う時に便利。

10. 属性とインスタンス変数、initializeメソッド

class Dog
  def initialize(name, age)
    @name = name
    @age = age
  end

  def info
    "#{@name} is #{@age} years old"
  end
end

dog = Dog.new("Pochi", 3)
puts dog.info
@がついた変数は「インスタンス変数」と呼ばれ、クラス内でオブジェクトごとに保持されます。

initialize は new 実行時に呼ばれる特別なメソッド。

11. クラスメソッドとインスタンスメソッドの違い

class Tool
  def self.class_method
    "これはクラスメソッド"
  end

  def instance_method
    "これはインスタンスメソッド"
  end
end

puts Tool.class_method
tool = Tool.new
puts tool.instance_method
self. をつけるとクラスメソッド、それ以外はインスタンスメソッド。

12. ローカル変数とインスタンス変数の違い

def sample_method
  local_var = "ローカル変数"
  @instance_var = "インスタンス変数"
end
ローカル変数：そのスコープ内でのみ有効

インスタンス変数：オブジェクト内で共有される変数（@をつける）

今日のまとめ
Rubyの基本的な文法を一通り学びました。
特にオブジェクト指向の考え方（クラスやインスタンス）は少し難しかったですが、
「設計図と実体」というイメージで少しずつ理解できてきた気がします。
明日からはメソッドやクラスを組み合わせた実践的なコードにも挑戦していきます！