(2022/1/24 22:30) 以下を追加
- Deniverse : Fish-NetでUnityのマルチプレイゲームを作ろう
いよいよ技術書典12が開幕!(1/22~1/30)
→ 技術書典オンラインマーケットはこちら
技術書典10,11の時はさぼってしまいましたが、久々に時間を取れたので、「ゲーム関連」及び「自動化関連」の技術同人誌情報をまとめてみました。
技術書典の盛り上がりの一助となればうれしく思います。
ピックアップ方針
- 新刊のみピックアップしてます
- 私がゲームに関連ある技術と判断したものを問答無用でピックアップしてます
- 20022/1/22 (土) 12:00 頃までにオンラインマーケットに掲載されているものをピックアップしてあります
- 上記の時間以降に審査が通ったものについては気付き次第追加します
- サークルカットは引っ張ってくるのはしんどいので割愛してます
- 掲載が漏れている本を見つけた場合はお気軽にご一報ください
- 概要部は本の紹介文冒頭(長い場合はゲームや自動化に関連した部分)を雑に抜粋しています
- 興味を惹かれたらなるべくページに飛んで、全ての紹介文に目を通してみてください
見方
サークル名 : 本のタイトル
ページ数、値段 (記載がある場合)
概要 (本の紹介の冒頭を抜粋)
自動化・開発環境・テスト
すらりんラボ : 手軽に使う Docker の本
電子版 : 92 ページ / 1,000 円
電子+紙セット : 92 ページ / 1,000 円
みなさん、Docker コンテナを使っていますか?
使い始めると Docker は便利なのですが、最初の1手に少し手間取ることも多いように思います。
それを解決するために、各用途ごとに動く設定をいうものをまとめた1冊を作成しました。
コンテナを利用して、実験用のサーバー・サービスが欲しいときや、コンテナ内開発など、いざ使おうとしたとき、ちょっと手間取ったらこの本を開くと解決するかもしれません。
設定について誌面省略を行っていませんので、コピペでも動くように配慮しています。
「仕組みよりも動かせる!」が初手として重要と考えていますので、まずは各コンテナを動かして遊んでみませんか?
※ Docker Desktop を使わず WSL2 の Docker を構築する話も盛り込んであります。
杜の都の開発室 : Google CloudとGitHub ActionsでPull Request連動環境を作る本
電子版 : 98 ページ / 1,000 円
GitHub ActionsとGoogle Cloudを組み合わせて、PRに連動した環境を作成してデプロイする本です。Cloud Storageへファイルをアップして展開したり、Cloud Runとコンテナを組み合わせて単一のコンテナをデプロイしたり、GKEも利用してActions内からKubernetesを操作してデプロイするなど、動的なリソースにも対応した環境を構築します。
あまり複雑になりすぎないように基本的な処理のみ利用しているので、GitHub ActionsやGoogle Cloudの利用入門にも最適な1冊となっています。
うどんてっく : Unity+Airtest 自動テストの手引き
電子版 : 70 ページ / 1,000 円
Airtestという自動化ツールについて、Unityにフォーカスした使い方を解説する本です。
Airtestについて概要やIDEといったツールの使用方法、フレームワークの機能について色々と説明します。最後におまけとして、シナリオベースでどういう実装をするかのサンプル集をのせています。
Airtestをはじめて聞いた、Unityでの開発で自動テストをやったことがない、という方でも最終的には自動テストの実装および実行手順がイメージできるところが本書のゴールとなります。
本書ではたびたび「自動テスト」という言葉が登場しますが、これはUnity製アプリケーションにおけるUIテストの自動化を指します。
いわゆるスクリプトに対する自動的なバリデーションであったり、Unity Test Frameworkなどを活用した単体テストについては本書では触れないのでご注意ください。
いか小屋 : Unity Automated QA攻略ガイド
電子版 : 48 ページ / 1,000 円
Automated QAパッケージは、Unity社が提供するUIテスト補助ライブラリです。Unityエディター上の再生モードでUI操作を記録・再生したり、記録をもとにテストコードを生成する機能を提供しています。
本書は、Unityエディター上でのAutomated QAパッケージの基本的な使いかたから、より便利に使用するためのTips、実験的(プレリリース)パッケージならではのトラブルシューティングなどを紹介する解説本です。
ka'sらぼ : Pythonで始めるテストツール製作 Menu Based CLI編
電子版 : 42 ページ / 0 円
Pythonはテストツール製作に役立つライブラリが種々あります。またMenu Based CLI(メニュー形式のコマンドラインインターフェース)はメニュー形式で階層化しながら機能を拡張できます。これらを組み合わせると機能性、使用性、保守性を兼ね備えたテストツールを作れます。
そこで本書ではテストツール製作の一歩目としてHello, World.をメニュー操作で表示するプログラムをPythonで実装します。その後、簡単な数値計算や画像の切り出し加工、オシロスコープの操作をメニュー形式で追加してゆきます。
アーリース情報技術 : GitHub Flow 開発プロセス管理入門
電子版 : 39 ページ / 1,800 円
GitHubの機能を活用して
GitHub Flowによる開発プロセス管理を行う
ノウハウを解説した電子書籍です。
※boothから、第1章までの無料サンプルPDFをダウンロード頂けます。
グラフィックス
すらりんラボ : Vulkan Raytracing Programming Vol.1
電子版 : 176 ページ / 1,500 円
電子+紙セット : 176 ページ / 1,500 円
Vulkan に追加されたレイトレーシングAPI(拡張機能)についてのプログラミング入門書籍です。
古典的レイトレーシングを対象として、Vulkan Raytracing API によるプログラミングの基礎を説明します。
簡単なところから始め、変形可能なキャラクターモデルの描画の方法までを解説します。
ベンダー固有機能ではなく KHR として標準化されたAPIを使って説明していきます。
この1冊に Vulkan Raytracing を使って簡単な3角形描画から、キャラクターモデルの描画までを盛り込んでいます。
当サークルとしては厚い1冊に仕上がっており、紙冊子の厚さも満足頂けると思います。
FADIS PRESS : 3DグラフィクスAPI Vulkan を出来るだけやさしく解説する本
電子版 : 207 ページ / 500 円
複雑なVulkanのAPIを出来るだけやさしく解説します(この本はサークル主の@fadis_ が書いています)
この本は2022年1月に改訂を行いました。以前この本のダウンロード版を技術書典で購入された方は、再ダウンロードを行うことで改訂版が得られます。
サウンド
だまこソフト : だまこソフト NOW! vol.3
電子版 : 78 ページ / 0 円
Vtuberの視聴者コメント解析してみた:Python を使って、 Vtuber 配信のチャットメッセージをスクレイピングしてみました。
たつこドライバ( t2k )の紹介:現在開発中のM5Stack Core2 用ゲーム開発モジュール、たつこドライバの紹介です。
サウンドエンジン t2kSCore の簡単な内部解説:たつこドライバのコアモジュールの一つである、 t2kSCore についての解説です。
ABEMA : ABEMA Tech Book 2022
電子版 : 217 ページ / 2,000 円
3.オブジェクトベースオーディオを再生する技術 〜手のひらの中の3Dオーディオ〜 / 行木 千春
株式会社Voicy : Voicy Tech Story Vol.3
電子版 : 99 ページ / 1,000 円
「Voicy Tech Story vol.3」は株式会社Voicyのクリエイターの有志が作成した、音声の技術書です。
音声や音声サービスを開発する上で得た知見がてんこ盛りになっています!ぜひ興味ある方は購入してください
ネットワーク・プロトコル
KLab 株式会社 : KLab Tech Book Vol. 9
電子版 : 101 ページ / 0 円
電子+紙セット : 101 ページ / 1,000 円
5.オンライン対戦を支える独自シリアライズフォーマット
C#の型を維持しつつ独自定義型も柔軟に追加でき、さらにGoでも効率よく扱えるシリアライザを探し求めた結果、自作しました。
6.モデム通信しかサポートしていない昔のネット対戦ゲームをブロードバンド・光回線で行うには
2003年頃までに発売された家庭用ゲーム機のネット対戦ゲームには、モデム通信(ダイヤルアップ接続)しかサポートされていないものがあります。本記事はブロードバンド・光回線でも対戦できるように試行錯誤した記録となります。完全同期型のゲームで動作確認を実施しました。
mr-csce : 作って学ぶルーティングプロトコル〜RustでBGPを実装〜
電子版 : 46 ページ / 0 円
インターネットを支えるルーティングプロトコルである BGP(Border Gateway Protocol) を RFC から Rust で実装する方法を解説します。
小さなプログラムから始め、Update Message を交換しルーティングテーブルの更新を行うまで、ステップバイステップで実装を追うことができるように解説します。
Deniverse : Fish-NetでUnityのマルチプレイゲームを作ろう
電子版 : 60 ページ / 500 円
本書は「Fish-Net (Fish-Networking)」を解説した技術書となります.
恐らくFish-Net をご存じの方は殆どいらっしゃらないと思いますが,
Mirror や Netcode for GameObjects (旧MLAPI) と同じくUnity におけるネットワークAPI を提供する無料のOSS ライブラリです.
上記のライブラリに触れたことがある方にとって興味が惹かれることを述べるとすれば,以下になります.
• NetworkManager が神クラス(ファット)ではない.シングルトン設計ではない.
• UNET を基にした設計ではなく,完全にオリジナルな設計で作られている
• ランタイムにRPC をReliable かUnreliable か設定が変更できる
• Mirror と比較して250 オブジェクトにおける帯域使用が79 %削減
サーバ・クラウド・サービス
株式会社ミクシィ : mixi tech note #07
電子版 : 101 ページ / 0 円
1章:Elm + Haskell で作る Web アプリ with Bazel
2章:ガチャシステムで見る、マイクロサービスと整合性の話
3章:Cloud Build を使い倒そう!
4章:TIPSTAR の開発で学んだ Cloud Spanner Tips
5章:エンジニアリングマネジャー半年くらいやってみた
6章:Unleash を使った feature toggle 管理
ねこじょーかー : 猫でもわかるPlayFab UGC編〜UGCの使い方をマスター!〜
電子版 : 64 ページ / 1,000 円
💡 好評につき第5弾ができました!
2021 年 10 月に新しく UGC の機能 がパブリックプレビューになったことに伴い、UGC に特化した書籍を執筆しました。
🤔 UGC とは?
UGC とは User Generated Contents の略で、ユーザーが作成したコンテンツのことです。
ゲーム開発においては、例えば次のようなものがあります。
• ゲーム内のマップ
• イラスト
• プレイヤーのスキン(見た目)
ヤバイテックトーキョー : yabaitech.tokyo vol.7
電子版 : 140 ページ / 1,000 円
電子+紙セット : 140 ページ / 1,500 円
- 「自作言語Sesterlでオンライン対局ゲームを実装した話」 by gfn
実用できる水準まで自作プログラミング言語を作り込んで,日本で数十人くらいしか遊んでいないテーブルゲームのゲームサーバを実装するという二重の超自己満足
エンジン
すらりんラボ : C++ で挑む 2D アニメーションシステム制作演習 第2版
電子版 : 112 ページ / 1,000 円
電子+紙セット : 112 ページ / 1,000 円
「ゲームエンジンって、どういう仕組みなんだろう」
と興味を持ったことはありますか?
本書はゲームプログラミングに興味を持つ駆け出しプログラマーに向けて、スモールステップの積み重ねでアニメーションエンジンをスクラッチしていく過程を提示します。そして C++、グラフィクス API の次に学ぶべきアクターモデルやエンジンアーキテクチャについて紐解いていきます。
Unity入門の森 : Unityチュートリアル ゼルダ風3Dアクションゲーム制作講座 スマホアプリ化対応
電子版 : 518 ページ / 1,480 円
ゼルダ風の3Dアクションゲームの作り方を解説した書籍です。
UnityとC#で0から本格的な3Dアクションゲームを作り上げていきます。
リアルタイムで行われるモンスターとの戦闘や回復アイテムの獲得などを行いながらボス戦に挑むスマホゲームを作り上げます。
ゼルダの伝説・モンハン・原神のような本格的なアクションゲームを作りたい人におすすめです!
Unity入門の森 : Unityゲームプログラミング入門講座 RTSタワーディフェンスゲームを作る
電子版 : 238 ページ / 1,480 円
本書はタワーディフェンスゲームを作りたい方を対象としています。
初心者でもわかりやすく解説しているので、迷うことなく進められるはずです。
ゲームを始めてつくる方や、ゲーム作りに挫折した方にもおすすめの内容となっています。
Unity入門の森 : unity初心者は何から始める? 60分で簡単に作れるビリヤードゲーム講座
電子版 : 87 ページ / 0 円
Unityを始めたいけど初心者で何から始めていいかわからない!
そんな方のためのビリヤードゲームチュートリアル講座です。
本書は Unity入門の森(https://3dunity.org/)のUnity C# ビリヤードの作り方 60分で作れるUnityチュートリアル (https://3dunity.org/unity-introduction/billiard-making/)をPDF化したものです。
そのため内容はサイト版と同じです。
株式会社サイバーエージェント ゲーム事業部 : UniTips Vol.8
電子版 : 95 ページ / 1,000 円
電子+紙セット : 95 ページ / 1,500 円
サイバーエージェントのゲーム事業部に所属しているエンジニアが最新技術の紹介や、実際のプロジェクトで培った知見を元に、Unityでの開発に役立つTipsを紹介する技術書です
第1章 :Unmask For UGUIでチュートリアルをつくる
第2章 : ソースコードを読みながらAddressablesを少しだけ深ぼってみる
第3章 :パフォーマンスの良い C#コードを書く
第4章 :New Input System for Debugging
XR/AR/VR
則天去私 : だれでもわかるUnityでVR開発 細かいTips編
電子版 : 23 ページ / 500 円
Oculus Quest2での細かいTipsがこれ1冊で!
UnityとOculus Quest2があればだれでもVRゲーム開発の第一歩を踏み出せる本です.
こんなあなたにオススメ!
・Unityを触り始めたばかりだけどVR開発をやってみたい!
・Oculus Questを持っているけど,どうせなら開発で使いたい!
・VR技術を触ってみたい!
・ゲームなどで使えるコツ(Tips)をなるべくノーコードないし,ローコードで実装してみたい!
こたうち企画 : サンプルコードで学ぶVRMメタバース開発
電子版 : 66 ページ / 2,980 円
本書は、"VRM対応メタバース"を作るための解説書です。
メタバースを作ってみたい。自分のVRMアバターを使った自由なセカイで友達と遊びたい。
でも、システムを1から作るのは難しい。
そう思ったことはありませんか?
この本では、UnityやMirror,UniVRMの説明を交えて手順を追って説明しています。
また、読むだけではなく、ソースコードとプロジェクトが全て公開されているので、自分の環境で動かしながら学べます。
味噌とんトロ定食 : XR Interaction ToolkitでサクッとはじめるOculus Quest向けアプリ開発
電子版 : 60 ページ / 1,000 円
電子+紙セット : 60 ページ / 1,200 円
本書はXR Interaction Toolkit を利用した Oculus Quest 向けアプリケーション制作を目的とした本です。
VRゲームを作る上で必要になる基礎的な動作をUnityを操作しながら作成していきます。
VRアプリ作成に入門して、VR世界に飛び込もう!
この本があなたの最初の一歩になれば嬉しく思います。
ツール
Circle Qt : ShotGrid完全に理解した。
電子版 : 162 ページ / 2,000 円
Autodesk ShotGridのTipsをまとめた本です。昨年6月〜12月にかけてzennに投稿した内容を再構成し、3分冊にしました。1冊目では登録や設定、ページ作りなどについてのTipsを掲載しています。
3分冊ですが、現在2,3冊目は準備中となっております。準備出来次第あらためてマーケットに掲載いたします。
栗鼠至上主義者3D物品販売所 : BlenderセットアップTips_AutoRig+QuickRig編
電子版 : 38 ページ / 600 円
BlenderのプラグインAutoRigのセットアップのTips本です。
英語の説明が多くお困りの方への日本語での説明の本となっております。
こんな方におすすめ
・ある程度Blenderを触ったことのある方
・AutoRigを使ってキャラクターをセットアップしてみたい方
・ゲームエンジンにエクスポートする前提でキャラクターをセットアップしてみたい方
中級者向けです。
Blenderそのものの基本的な使い方(視点の変え方など)については説明していません。
その他
Cryptomycocolacales : C++20 コア言語機能
電子版 : 128 ページ / 500 円
電子+紙セット : 128 ページ / 1,000 円
C++20のコア言語に追加された機能について解説する本です。
(初出イベント: コミックマーケット99)
へにゃぺんて : セガサターンCDシステムのうすい本
電子版 : 32 ページ / 0 円
電子+紙セット : 32 ページ / 500 円
セガサターンのCDドライブ周りは実は内部的に独立したシステムになっています。
この本では、セガサターンのCDシステムを公式で公開している図やエミュレータのソースコードで解説し、
実際のCDシステムの制御の様子をエミュレータのログで見ていきます。
へにゃぺんて : セガサターンとMIDIで通信する本
電子版 : 36 ページ / 0 円
電子+紙セット : 36 ページ / 500 円
実はセガサターンには、当時あったデバイスを使うことで、電子楽器を接続するインタフェースであるMIDIの接続が行えます。
この本では、それを使ってMIDIキーボードやPCとの通信を試します。
そして、PCとの通信の応用例として、PCから受信した実行バイナリをメモリへロードして実行するローダを作ってみます。
SOZO人(ZINE) : JavaScriptでとにかくゲームを開発したくなる本
電子版 : 165 ページ / 1,000 円
・JavaScriptでWebゲームを作りたいけど途中で挫折してしまった
・いろんなジャンルのミニゲームをたくさん作りたいと考えている
・面倒な初期設定や環境構築などを無視してすぐにでもゲームを作りたい
本書は上記のような想いをもった方ならピッタリのゲーム開発入門書になります。
ごく普通のJavaScriptをベースにしてゲームを開発する本なのですが、初心者でも挫折しないように難しい概念や計算などをうまく吸収してくれるJavaScriptライブラリのKaboom.jsを組み合わせた日本で唯一の解説書となります。
『くいっく』HTTP/3編 (RFC対応版) について
最後にちょっとだけ宣伝です。
私自身もネットワークプロトコルであるHTTP/3の解説本である 『くいっく』HTTP/3編 (RFC対応版) を技術書典12にて頒布予定です。
HTTP/3のRFC発行のタイミングにあわせて頒布開始予定ですので、来週には頒布できるのではないかと思っております。
猫耳堂 : 『くいっく』HTTP/3編 (RFC対応版)
電子版 : 135 ページ / 1,500 円
本書を含む『プロトコル解説シリーズ』は、対話形式で気軽にプロトコルについて学ぶことを目的とした技術同人誌シリーズです。
プログラムに似た魔法が発展している異世界を舞台に 『主人公は魔法技術競技会での優勝を目指す精霊魔術師で……』というような軽いストーリー仕立てで解説が進行します。
楽しみながらHTTP/3を学んで貰えれると筆者としても嬉しく思います。
また、HTTP/2のおさらいにも結構な分量を割いて解説してあります。
HTTP/2を知らない人もこれを期にHTTP/3まで一気に学んでみてください。
○HTTP/3って何?
HTTP/2 の弱点を克服することができるHTTPの最新バージョンです
その他、ネットワークの切り替わり時にもコネクションを維持できたり、ハンドシェイク時の通信回数が削減されていたりと様々な機能のアップデートが入っています
○読む上であると良い知識
ハンドシェイク等のTCPの基本をなんとなくわかっている方が望ましいです
パケットロスや暗号化等のネットワークの基礎知識もほんのりあると理解が深まります
HTTP/2の知識はまったくもって不要です
○本書で取り扱う範囲
HTTP/2の特徴と弱点
HTTP/3の仕組み
○こんな人にお勧め
HTTP/3の概要や機能を一通り抑えておきたい人
新しいプロトコルはとりあえず把握しておきたい人
HTTP/3のRFCを読むのを挫折した人
○本書の対象外の内容
HTTP/3の詳細な仕様
HTTP/3の実装例