はじめに、、、
今お世話になっている会社さんで作っている自社サービスの新規機能追加をするにあたって、マーケティンング部門の方に工数を伝える時に
プランニングポーカー
を使って工数の見積もりを行ったのでつらつらとまとめようと思います。
What is プランニングポーカー?
アジャイルマニフェスト起草者の一人であるJemes Grenning氏が定義した見積もり手法であり
「1」「2」「3」「5」「8」「?」
といった数の書いてあるカードを使って、タスクの規模を相対的に見積もる手法です。
やり方
一緒にタスクを行うメンバーと行います。
- ユーザーストーリーを書き出す(機能一覧など)
- それぞれのストーリーの具体的な要検討を洗い出す
- 書き出されたストーリーの中で最も簡単だと思われるものを「1」として基準とする
- 優先度の高いストーリーから順番に一つ選び、共通認識をすり合わせる。
- 共通認識が済んだら一斉にカードをだす
- それぞれのカードのポイントを確認し、それぞれがなぜそのポイントのカードを出したのかの根拠を聞く
- 全員のカードの数値が揃うまで続ける
- 4〜7を繰り返す
- 最後に、出揃ったポイントを合計し最初に基準としたカードの工数を考えて決める
以上のような手順を踏むことで、チーム全体で、どの程度のタスクの難易度があると感じているのかを共通認識として持つことができ、なおかつ、皆がある程度納得した形で工数が算出できます
メリット
- タスクの全体像がチームメンバーそれぞれが把握することができる
- 新米エンジニアは、ベテランエンジニアの方が、実装の際どんなことを考えながら実装を考えているのかがわかる
- 逆にベテランエンジニアは新人エンジニアが、どれくらいの難しさを感じながらタスクに望もうとしているのかが、わかりやすくなる。
- エンジニア間でのコミュニケーションが取りやすくなる
というのがメリットとしてあげられると思います。
感想
僕自身プランニングポーカーを行ったのは初めてだったのですが、今まで闇雲にやっていたタスクの全体像が見えたのと同時に、先輩のエンジニアの方が、どんな風にタスクを捉えているのか?未知のものに対してどれくらいの難しさで考えているのか?その根拠はなんなのか?
といった思考の仕方というのがわずかながらですが、見えた気がしたので、個人的にとても良い経験になりました!
今、僕自身もチームを作って開発を行ったりしているのでそのチームでも一度やってみたいと思いました!
参考
https://tracpath.com/works/development/agile_planning_poker_and_userstory/
http://appresso.hatenablog.com/entry/2016/08/03/181355