OOM killerとは
OOM killer(Out of Memory Killer)は、Linuxカーネルに実装されたメモリ管理機能の一つ。
システムのメモリが物理的に不足した時に、特定のプロセスを強制終了する機能のこと。
OOM killerは、大量のメモリを消費している使用効率の悪いプロセスから優先して強制終了する。
OOM killerが起きると下記にエラーログが出力される。
grep -i kill /var/log/messages*
強制終了されたプロセスの再起動を行う必要があるがそもそもメモリー不足で起きているので原因を解決してから再起動しなければ再発する可能性が高い。
OOM killerが起きないようにする
OOM killerは主にメモリ不足で起こる。
そのため下記の対策が必要になる。
- メモリを増やす
- swap領域を増やす
OOM killerを無効にする対策もあるらしいが非推奨らしい。