お客さまの困りごとに解決策を即提案!
私は北海道の食品小売業で働いています。
小売業の現場にいるとお客さまからの
問い合わせを数多く受けることになります。
簡単にランキングすると・・・
1位:「〇〇ってどこにあるの?」
2位:「この商品どうやって食べたら美味しいの?」
3位:「この商品100個必要なんだけど在庫ある??」
このうち1位については課題解決にトライしたものを
以前記事として投稿しているので参照ください。
今回は第2位の「この商品どうやって食べたら美味しいの?」の
課題解決にトライしてみましょう!
ChatGPT APIを用いて魚料理を教えてもらいます
使用したツール
.Make
.ChatGPT
.LINE
今回はMakeシナリオにChatGPTを組み込むことでLINEBotを作成
私が所属している店舗は海から離れた立地であり
お客さまは魚介類に対する憧れがあるものの
いかんせん調理方法が良くわからず購入に至らない
という課題があります、そこで今回は
ChatGPT先生に魚料理研究家に扮してもらいましょう
魚だけじゃ寂しいので何故か野菜ソムリエも加えます。
完成したLINEBotの動作風景がこちら
レシピを引っ張ってきたりしなくて済むので完成が早い。
早速現場で活用してもらいましょう
今回こんな仕組みを作ってみたんだけどー
『新人さんとか魚売場以外の従業員が聞かれたときに
お客さまをお待たせしなくて済むとおもうんだよねー』
するとおもむろに従業員のSさんが自身のスマホを取り出し
「真かれい」と話しかけます・・・
ハイ、Google先生は偉大です、レシピなんてアッと言う間ですよね
「これと同じことですよね??」
そうです、Sさん、よくご存じで・・・何なら画像も出てますね・・・
Sさん含めおよそ20人の方にフィードバックいただいた意見がこちら
①自分が客の立場なら珍しい食材を購入するときに使いたい
②いつもある食材でも新たな食べ方を発見できる
③これならデジタルではなく小冊子で良いのではないか?
※複数回答あり
④便利だと思う
⑤端末ではなく各売場に一台タブレットのような
機器を置いて検索出来るようにすれば
※複数回答あり
⑥POPや品名カードにQRコードを併記して読み取ったら
知りたい情報がわかるようにすれば
※複数回答あり
⑦単なる料理提案だけでなく時短メニューの方が良いかも
⑧お客さまはある程度レシピなどを見てから来るのでわざわざ使わないかも
フィードバックに対する内省とアクション
上述の通り結構多かったのが・・・
そもそもアナログでいんじゃね?の③
スマホではなく店頭のサイネージの方が良くないか?の⑤
端末に拘らずPOPにQRコードつけたら済むんじゃね?の⑥
たしかにそうですね、POPにQRコードついていたら僕も喜んで
使いますわ・・・従業員/お客さまに双方で時短になるよね~
ただせっかくフィードバックいただいたので一部改修を実施
⑦の単なる料理提案ではなく時短メニューでという機能を
入れ込んでみましょう!
若干のアレンジを加えたプロンプト
LINEの画像
時短メニューが紹介されましたね♪
ChatGPT先生を使うとほんのひと手間で済むっていうのが楽ちんですね。
あとがき
ChatGPTでお客さまの役に立つような仕組みをと思い
作成に取り掛かりましたが何でも応えてくれるので
可能性は無限大!と思いましたが自身の課題感が乏しく
ChatGPTの可能性に対して広がりを持たせることが
出来ませんでした、今後も継続してChatGPTを使用し
何が出来るのかを考えることで
業務改善に繋げていければと、考えています。