はじめに
Unityを使って音声対話ができるAIチャットボットが短時間でできる方法と初心者でもできるようにつまずきそうな点を解説しながら紹介します。
主にこちらのサイトを参考にし説明不足や私が実際にやってみて詰まった部分を少し補足する形になります。下記の内容とこれから説明する内容を見ていただければ簡単に実装ができると思います。
・ChatGPT+3Dモデルの音声対話エージェントを15分で開発する方法
APIの取得
実装のためには二つのAPIキーが必要です。
私は「Speech-to-Text APIキー」というGoogleが公開しているものと「OpenAIのAPIキー」(GPT-3.5)を使いました。
簡単に言えば、一つ目のキーであなたの声をテキストに変換する部分を用意し、二つ目のキーでAIが返答する部分を取得します。
注意すべきこと
上記二つについては利用料金が発生します!
・Speech-to-Text の料金は、月ごとに請求されます。(月60分以内の使用であれば無料です)Speech-to-Textの料金の詳細はこちら
・OpenAIのAPIキーの料金は、使用した分だけ料金が発生します。(最初の3ヶ月は5ドル無料)OpenAIのAPIキーの料金の詳細はこちら
どちらも上限金額を設定できるので、ご自分の財布と相談して使用してください。
ライブラリのインポート方法
ここではインポートするライブラリについて少しややこしいもの(5つあるうちの下二つ)について説明します。
・OVRLipSync v29(キャラクターの口を動かす)
ダウンロードした後、ファイルの中にある「15Puzzle.unitypackage」をつかいます。
Macとは相性が悪いかも...
・Anime Girl Idle Animations Free(動きを指定する)
UnityStoreから指定のものを購入します。(料金は発生しません)
・ファイルをダウンロードし直接UnityでAssetsに入れる。(こっちの方が簡単)
・Unityで開くを選んで、パッケージをインポートする。
完了
ここまでのことを行えば動くはずです。
まずは、「こんにちは」と話しかければ返答をしてくれます。