Version 1.11.0-beta8まで
Docker for Mac のBeta版では、これまで下記のように docker.local でアクセスする必要がありました。
$ docker run -d redis:3.0.7-alpine
$ redis-cli -h docker.local
イケてない。。
dokcer-machine+Virtualbox 向けに作ってきたシェルスクリプトなどでは
localhost 向けが前提になっていて、資産が活用できませんでした。
ので、 docker-machine + Virtualboxのまま移行できず悶々とする日々。。
docker-machine + Virtualbox の問題点
docker toolbox をダウンロード、インストールすればすぐ使える、この組み合わせはとても手軽でよいのですが、
いくつか不満点がありました。
- eval "$(docker-machine env default)" が必要
- 動作がちょっと重い
- ポートフォワーディングの設定が必要
特にポートフォワーディング設定については、忘れたころにハマリポイントになっていて、地味にコストでした。
設定が正しければredisへは以下でアクセスできます。
$ redis-cli
docker for macでも同じようにアクセスしたいのだけど、技術力不足のためできず。。
Version 1.11.0-beta9から
docker for macの Version 1.11.0-beta9 でVPNモードがデフォルトになりました。
これにより、以下の様に変更されます。
- docker.local will no longer work in Beta 9 or later
- When you expose a port, it will be available at localhost
(意訳)
- docker.localはそのうち消えるよ
- exposeしたポートはlocalhostでアクセスできるよ
つまり、redisへのアクセスはこれだけになりました。
$ redis-cli
こ！れ！は！
docker-machine + VirtulaBox 資産を活用できる
今回の変更で、これまでの資産をそのまま流用できることになったので、docker for macへ移行します。
Virtualboxさん、今まで大変お世話になりました。