目的
- 暗号化技術の理解がうっすらなので、復習がてらまとめ直し
- まずは、共通鍵方式、公開鍵方式辺りをまとめなおしています
共通鍵暗号方式
- 暗号化鍵と復号鍵が同一である方式
- 画像のように、受信者と送信者の間で共通の秘密鍵でデータを暗号化/復号化する
- 第三者に知られることなく、安全に通信相手に鍵を配布する必要がある
- 通信相手ごとに鍵を作成する必要があり、管理が煩雑となる
- 暗号化や復号の処理にかかる負担が小さく、公開鍵暗号方式に比べて処理が速い
- 代表的なものとして、DES、AESがある。
公開鍵暗号方式
- 暗号化鍵と復号鍵が異なる暗号方式
- 送信者が受信者の公開鍵で暗号化、受信者は対の「受信者の秘密鍵」で復号する
- 復号は受信者の秘密鍵でしか行えない。
- 共通鍵暗号方式と違い鍵の配布、管理が容易
- メールで送付したり、Webで公開したり、PKIを利用して配布したりすれば良い
- ただし、暗号化や復号化の処理にかかる負担が大きいため、共通鍵暗号方式と比べて処理が遅い
- 代表例は RSA、楕円曲線暗号が存在する
- 次はディジタル署名〜SSLまでをまとめられたらと思っています
参考
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マスタリングTCP/IP 入門編(第6版)
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令和03年 イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室 情報処理技術者試験
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