この記事ではBio7というソフトを紹介します。
あまり日本語資料がないですが、Bio7はRとImageJの二つを併せた機能を持つソフトです。
公式ホームページ:https://bio7.org/
公式youtubeチャンネル:https://m.youtube.com/channel/UCFY-w-tMbVzhrLro4Q2KbFg/
ちなみにImageJもRもオープンソースのため、他にも様々なディストリビューションがあります。
ImageJのディストリビューションでは「Fiji」が有名で、よく使われています。
Rのディストリビューションでは「easyR」があり、ノンプログラマー向けのツールです。(GUIで簡単に使えるようにしたRで、自治医科大学のホームページで公開されています。http://www.jichi.ac.jp/saitama-sct/SaitamaHP.files/statmed.html)
Bio7の機能
ソフトには画像や表を処理する部分と、コンソールからRのコマンドを実行する部分が実装されています。
plotのGUI機能やR解析のGUI機能もあり、簡単に可視化や解析が出来ます。
Rのパッケージもインストール出来て、パッケージ管理が簡単に行えるようになっています。
また、RのほかにもPythonやShellのも使うことができるようになっています。
JavaFXを用いてGUIを作ることも出来て、簡単に独自の解析GUIソフトを作ることができます。
まだ機能を完全に把握していませんが、使いこなせばかなりいい解析ツールになるのでないでしょうか。
特に、ImageJで処理した画像をそのままRで解析できるため、画像解析では特に役に立ちそうです。
新しい機能がわかったらまた更新します。