ロジカルシンキング。
エンジニアじゃあなくても、社会人なら身につけよと啓蒙される考え方である。
私もさまざまな場所で教えられ、本で学び、自らも心掛け、実践してきたコトバである。
先ほどコロナワクチンの2回目の接種を終え、待機時間でふと考えた。
**「ロジカルシンキングはモテないのかな?」**と。
これは私の人生経験に基づく仮説である。
一般的にも「理屈っぽい人はモテないよ」とか、「めんどくさい」とか言われる。
我が家でも、最近の妻は私の話に耳を傾けなくなってきたような気がする。
息子たちも思春期を迎えたころから、私の話を真面目に聞こうとしない。
私が良かれと思って、世界の、社会の経済の動向やトレンド、ネットや書籍などで得た歴史などの先人の知恵を語るときは必ずだ。
##次男(中一)が教えてくれた気づき
注射後15分から30分は会場で待機しなければならず、スマホの電波も悪かったためすることなく暇だったわけだが、
最近の家族の私への接し方に悩む思春期の子らを持つ父親として、真面目に考察したのである。
で、ふと先週末の夕食時に言われた次男からのコトバを思い出した。
『パパはねぇ、分かるんだよ。「あ、めんどくさい話が始まるな」って。今もそれ。』
なるほど。
「ロジカルシンキング(Logical Thinking)がモテない」のではない。
「ロンガー トーキング(Longer Talking)がモテない」のだ。
という気づき。
アウトプットは簡潔に。分かりやすく。そして、相手が興味を持たない話は雑音でもある。
いくら自分がロジカルシンキングを身につけたつもりでいても、だ。
聞き手が話を聴いてくれないようじゃあ、ロジカルシンキングを習得したとは言えない。
思いついたダジャレに満足しながら家路についた、という話。
失礼しました。