Linuxコマンドのcdコマンドとmvコマンドについてです。
どちらもディレクトリを移動するためのコマンドだと勘違いをしていました。
違いについて書いていきます。
cdコマンド
- カレントディレクトリを移動するためのコマンド
- GUIでのフォルダをダブルクリックして移動することと同じ。
※カレントディレクトリ・・・現在作業中のディレクトリ
hoge@MacBook-Air ~ % cd projects ←カレントディレクトリ(~)からprojectsディレクトリに移動
hoge@MacBook-Air projects % ←カレントディレクトリがprojentsに変更
mvコマンド
- ファイルやディレクトリを移動、名前を変えるコマンド。
- GUIでのドラッグ&ドロップでフォルダやファイルを移動することと同じ。
mv 移動元 移動先
で使用する。
hoge@MacBook-Air ~ % mkdir test ←testディレクトリを作成
hoge@MacBook-Air ~ % touch test.html ←test.htmlファイルを作成
hoge@MacBook-Air ~ % mv test.html test ←test.htmlファイルをtestディレクトリに移動
上記の場合はtest.htmlがtestディレクトリに移動する
複数ファイルをまとめて移動させたい場合は移動元に複数指定すればOK
hoge@MacBook-Air ~ % mv test.html test2.html test ←test.htmlとtest2.htmlをtestディレクトリに移動
##結論
- cdコマンドは作業を行うディレクトリを移動する
- mvコマンドはファイルを別のディレクトリに移動させる
参考サイト