日本語版Ubuntuをインストールすると、Home下のディレクトリの名前は日本語になる。これだとコンソールで作業するには不便なので、英語名に変更するには。
やりかた
$ LANG=C
$ xdg-user-dirs-gtk-update
ダメなとき
"Don't ask me this again"をチェックしてこのダイアログを閉じると、xdg-user-dirs-gtk-updateを実行しても何も起こらなくなってしまう。その場合は、
$ echo 1234 .config/user-dir.locale
としたあとxdg-user-dirs-gtk-updateすればよい。("1234"は適当な文字列でOK)
どういうこと?
本来は、xdg-user-dirs-gtk-updateはログイン時に実行され、言語設定が変わっていなければ何も起きないのだが、 $ LANG=C
することで騙してダイアログを出すことができる。
"C"というのはデフォルトロケールを表しており、"en_US.UTF-8"等を指定しても同じことができる。
逆に、システムの言語が英語の時に"ja_JP.UTF-8"を指定すればディレクトリ名を日本語にリネームすることもできる。
xdg-user-dirs-gtk-updateが参照する言語設定は.config/user-dirs.locale
に記録されており、以下のような動作になるようだ。
.config/user-dirs.locale
が存在しない
→ "Don't ask me this again"した状態。何も起こらない。
.config/user-dirs.locale
の内容がLANG=XXXで指定したものと同じ
→ 言語が変わっていないので何も起こらない。
.config/user-dirs.locale
の内容がLANG=XXXで指定したものと異なる
→ 無事ダイアログが表示。やったね。
ちなみに.config/user-dirs.dirs
には設定結果のディレクトリ名が記録される。
参考元
http://manpages.ubuntu.com/manpages/trusty/man1/xdg-user-dirs-update.1.html
https://forums.ubuntulinux.jp/viewtopic.php?id=12701
http://qiita.com/taiko19xx/items/d1a001bfc25245b91354