はじめに
お仕事でSQL Developerを使用する頻度は高いのですが、個人用の設定は初回に一度行ってしまうと以降触ることが殆どなく、プロジェクトにアサインされる度「あれ、ここの設定はどこからやるんだっけ?」と忘れてしまうので、半ば個人的な備忘録として便利な設定を記載します。
バージョン
SQL Developer 23.1.1.345.2114
0.プリファレンスの表示
1.行番号の表示
コード・エディタ>行の左余白
- 行番号の表示をチェック
ペアプロやクエリの相談を受ける際、行位置で会話できるようになりコミュニケーションが楽になります。
2.日付書式変更
データベース>NLS
- 日付・タイムスタンプ書式をRR-MM-DDからYYYY-MM-DDへ変更
- 日付は更にHH24:MI:SSを追加
過去日も未来日も設定されうるカラムだと、1950年も2050年も見え方が同じになってしまうので、必ず4桁表記にしています。
またOracleに限らない日付型あるあるですが、DATE型は時分秒も持っているのでそれも必ず表示するようにしています。
3.null項目の背景色変更
データベース>拡張
- 背景色を使用したNullの表示に好きな色を設定
SQL Developerでは値が設定されていないカラムに「(null)」が表記されますが、これが文字列型のカラムに表示されていると、NULLなのか文字列'(null)'なのかがわかりませんよね。
そんな値を設定する奇特な人はいないと思いますが、視認性は間違いなく良くなるので背景色をいつもグレーにしています(色は皆さんのお好みで)。
第六正規化までしていればNULLの概念を捨て去れますが、そこまで頑張っているプロジェクトにはまだ出会えていません。私自身がDB設計する時もそこまで分解したくないです...
4.エクスポート時の書式設定
Step1
データベース>ユーティリティ>エクスポート>区切り文字
- デリミタをタブに変更
Step2
データベース>ユーティリティ>エクスポート
- DDLオプションのエクスポート/表示のチェック除去
- フォーマットをdelimitedに変更
- 別名保存をクリップボードに変更
サンプルデータを抜粋したり、エビデンス用に処理結果を抽出したりして、Excelに貼り付ける機会が多い場合のおすすめ設定です。
Excel上でCtrl+Vの一発でエクスポートした結果を貼り付けられます。