前置き
私は40代後半のインフラ系客先常駐エンジニアです。
スカウトメールは毎日のように届いているし、収入も歳相応に頂けています。
しかし、50代も仕事があるのだろうか?コンサルやPMになれなければ仕事が無いというのは本当だろうか?
と心配です。
心配ばかりしていても仕方がないので、
まずは現状を正しく認識する所からスタートすることにしました。
流行りのChatGPTに
「IT業界で50歳以上でも正社員派遣(客先常駐)で仕事を得られている人の職種別の比率を教えて下さい。」
と質問するも、統計データが無いので回答できないとの返答でした。
ならば自分でデータを収集してやろうと、Qualtricsでアンケートを作成してtwitterで呼びかけるもフォロワーが少なすぎて回答が集まりませんでした。
では、求人数をカウントしてやろうと言う事で、furienというフリーランス向けの求人サイトで50代OKの求人数を職種別にカウントすることにしました。
職種別求人数の分布を見れば、50代はPMやコンサルばかりなのかどうかが分かりますし、
本当に50代で求人数が激減するのかも分かるからです。
表を全部埋めるのは大変なので、PM系、インフラ系のみ詳細カウントしました。
furienにてフリーランスで関西の50代の週5日勤務の求人の職種別件数集計結果
条件
関西、50代活躍中での職種別件数集計
集計結果について
関西での50代のフリーランス案件数は40代の77.5%。
また、SEES社の調査結果によると50代を採用しても良いと考える採用担当者は全体の64.5%と
40代を採用しても良いと考える81%と比較すると79.6%(64.5/81=79.6)です。
激減とまでは行きませんが、40代の頃に比べて7割程度の成約率にDownする事は覚悟しておいた方が良いと思われます。
職種別でみるとPMやコンサルになれなければ仕事が得られないと言う事は無く、
インフラ系であれば、詳細設計・構築以降の経験があれば仕事を探しやすい傾向にあると思われます。
という結果となりました。
シニアエンジニアに対する採用担当者の意識調査
まとめの一言
高齢でPM、コンサルでなくても仕事はある!