はじめに
今回は、仕事で使用していて便利だと思ったバッチファイルについて記載します。
1. バッチファイルとは
バッチファイルとは、Windows環境で実行できるコマンド列を記述したテキストファイルのことです。バッチファイルは拡張子が「.bat」であるため、BATファイルとも呼ばれます。
バッチ処理とは複数のコマンドを順次実行することを指します。つまり、バッチファイルに上からコマンドを書いていけば、その順番で実行されるということです。頻繁に実行する処理の一連の流れをバッチファイルに記述しておけば、いつでもまとめてその処理を実行できます。
バッチファイルの操作はコマンドプロンプトで行うため、マウスを利用した処理は不可能です。しかし、逆にマウスを使わないのであれば大抵の処理は実現します。
2. 検証
Googleの検索ページを自動で開くバッチファイルを作成してみます。
コードには以下を記載します。
google.bat
@echo off
start chrome.exe https://sample.com/sample.html
exit /b
各行の説明を以下に記載します。
@echo off
上記では、バッチファイルの実行時にコマンドを画面に表示させないために記載します。
start chrome.exe https://sample.com/sample.html
上記では、開きたいページを指定しています。
exit /b
上記では、バッチファイルを終了させるために記載しています。
保存したファイルをダブルクリックで開いてみると、以下のようにGoogleの検索ページを表示することができました。
3. まとめ
今回はGoogleの検索ページを表示する機能だけを作成しましたが、これを応用することで作業効率が高めることができると思うので色々活用してみようと思います。
参考