背景
Omron 2JCIE-BUは、温度、湿度、照度などいろいろな環境データをまとめてセンシングできる便利なセンサーです。
今回はこのセンサーからデータを取得するフローをenebular上で作成しenebular-agentにデプロイします。
使用するノード
@uhuru/node-red-contrib-omron-2jcie-bu
準備するもの
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Omron 2JCIE-BU
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enebular-agentをインストール済のRaspberry Pi
- enebular-agentのインストール方法についてはここでは扱いません。公式のenebularの公式ドキュメントを参考にしてください
- インストレーションについて
方法
フローを作成する
enebularのWeb flow editorで、ノードパレットに「@uhuru/node-red-contrib-omron-2jcie-bu」を追加します。
追加されたノードをエディタ画面に配置します。
ノードの設定を開き、Portの設定を行います。
ここには、実際にセンサーを挿入して動作させる際のUSBポートを指定します。
(画像では一例として/dev/ttyUSB0となっています)
Injectノードとdebugノードを次のようにつなぎフローを保存します。
フローをRaspberry Piにデプロイする
enebularのWeb flow editorでは、実際にはセンサーが接続されていないのでこのフローは動作しません。
enebularのFlowメニューからDeployを選択します。
実際にセンサーが接続されたRaspberry Piを選択してデプロイします。
デバイスログを確認する
debugノードの出力を確認し、センサーデータが取得できることを確認しました。
画像はenebularのデバイスログにて確認していますが、Raspberry PiにログインしNode-REDのコンソールから確認することもできます。
(※enebularからデバイスログを見るためにはenebularのデバイスを有償化する必要があります)