はじめに
なんだかんだと、動いてるのまとめてなかったので。まとめとく。
実行環境
Windows 10
Houdini 17.5.327
Python 3.7.4
サンプルファイル
使い方
つまるところの流れは、
- Python3用に、環境変数PYTHONHOMEとPYTHONPATHをセットする。
- Python3用に、Python Scriptのパラメータをカスタマイズする。
- Python3用に設定した環境変数をクリア/リセットする。
1. Python3用に、環境変数PYTHONHOMEとPYTHONPATHをセットする
- Python3の実行ファイルがある場所にPYTHONHOMEを通す。
- 使いたいモジュールがある場所に、追加でPYTHONPATHを通していく。
- 図では、ユーザー任意のパスを設定。
2. Python3用に、Python Scriptのパラメータをカスタマイズする
- Evaluate In Process を OFF に。
- Python Bin を Custom に。
- Custom Python Bin に、Python3の実行ファイルを指定。
-
Reset Python Path Variables を ON に。
- これは入れなくても動きはすることも多いが、事故を防ぐためにONにしておく。
3. Python3用に設定した環境変数をクリア/リセットする。
- PYTHONHOMEをクリアする
- これも必須ではないが、事故を防ぐために行っておく。
- 途中でPython2の処理を挟まなければ、この限りではない。
- もし2で、 Reset Python Path Varibables をやってない場合は元のPYTHONPATHで設定していた項目を設定しておく。
まとめ
要は、PYTHONHOMEの設定とPYTHONPATHの設定、あとは、実際にPython3の実行ファイルを叩くだけというシンプルなもので、Python環境的にはよくある考え方かと。もうそろそろ、Python3への移行の時代も一気に動き始めると思うので、早めに実装を当たり前のものにしておきましょう!