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Procedural Dependency GraphでPython3を使う

Last updated at Posted at 2019-09-05

はじめに

なんだかんだと、動いてるのまとめてなかったので。まとめとく。

実行環境

Windows 10
Houdini 17.5.327
Python 3.7.4

サンプルファイル

使い方

とりあえず、PDGの全体図をば。
image.png

つまるところの流れは、

  1. Python3用に、環境変数PYTHONHOMEとPYTHONPATHをセットする。
  2. Python3用に、Python Scriptのパラメータをカスタマイズする。
  3. Python3用に設定した環境変数をクリア/リセットする。

1. Python3用に、環境変数PYTHONHOMEとPYTHONPATHをセットする

image.png

  1. Python3の実行ファイルがある場所にPYTHONHOMEを通す。
  2. 使いたいモジュールがある場所に、追加でPYTHONPATHを通していく。
    • 図では、ユーザー任意のパスを設定。

2. Python3用に、Python Scriptのパラメータをカスタマイズする

image.png

  1. Evaluate In ProcessOFF に。
  2. Python BinCustom に。
  3. Custom Python Bin に、Python3の実行ファイルを指定。
  4. Reset Python Path VariablesON に。
    • これは入れなくても動きはすることも多いが、事故を防ぐためにONにしておく。

ついでに書き出すとこんな感じで、ちゃんと結果が出る。
image.png

3. Python3用に設定した環境変数をクリア/リセットする。

image.png

  1. PYTHONHOMEをクリアする
    • これも必須ではないが、事故を防ぐために行っておく。
    • 途中でPython2の処理を挟まなければ、この限りではない。
    • もし2で、 Reset Python Path Varibables をやってない場合は元のPYTHONPATHで設定していた項目を設定しておく。

まとめ

要は、PYTHONHOMEの設定とPYTHONPATHの設定、あとは、実際にPython3の実行ファイルを叩くだけというシンプルなもので、Python環境的にはよくある考え方かと。もうそろそろ、Python3への移行の時代も一気に動き始めると思うので、早めに実装を当たり前のものにしておきましょう!

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