はじめに
MayaやHoudiniのツールを作る際には、そちらに最初から実装されているスタイルを反映させればいい。それは、ツール開発において、ツールのデザインをそこまで考える必要がなくなるし、ツールをDCCツール自体と一体化するうえでも役に立つ。
しかしながら、スタンドアロンツールにおいては別で、やはり、こちらは自前でスタイルを用意する必要がある。
Qtや、それに準ずるPySide系、PyQt系を使う際には、それをQSSで書くが、これがまた特殊で厄介なのだ。
ということで、自前でそういったQSSスタイル作成用のWidgetを自前で用意してもいいのだが、面倒くさいのでツールを探していた。
とりあえずの以下の項目が見つかったので、それぞれまとめようと思う。
環境
Windows 10
Python 3.7
QSS Editor
特徴
- レスポンスが早い
- どちらかといえば、ありもののスタイルを頻繁にいじりながら改造したりするケースに使える
インストール方法
- SourceForgeのダウンロードサイトで、ダウンロードする.
- exeがダウンロードされるので、そのまま実行。
QssStylesheetEditor
こちらはTwitterで教えてもらったもの、
https://twitter.com/rateionn/status/1220549479918493696
インストールと起動方法
GitHubのReleaseから取得しに行こうとすると、中国のクラウドファイルサービスにつながってしまい、日本国内からだとダウンロードができない。なので、pywファイルを別で入手して実行する。
-
必須モジュールをインストールする
pip install preimport tomlconfig CodeEditor
-
Zipファイルをダウンロードする
QssStylesheetEditor_v1.6.zip をダウンロードして解凍し、ディレクトリに入る -
実行
python qsseditor.pyw