Amazonより・・・。
『システム管理者の眠れない夜』が、素人に苦しめられるシステム管理者の悲哀を描いたのに対して、こちらは顧客に苦しめられるシステムインテグレーターやその下請けといった、プロ対プロのやりとりが主題となっている。ジョークを挟みながら軽いタッチで話が進められているが、内容は、決して笑えない。
サービスの質の低下を招く下請け依存体質、顧客がITにうといのをいいことに責任をなすりつけるシステム会社、高邁な理想とはかけ離れ、単なる金儲けと化した認定技術者試験制度、理不尽な要求を突きつける官公庁や銀行…。マスコミ報道では決して知ることのできない、理不尽なIT業界の裏事情を明かした、貴重なドキュメントである。
決して失敗の許されないシステム統合、万が一にも漏れてはいけない個人情報、絶対に消してはいけない貴重なデータ…。本書を読む限り、これらは非常に脆弱なしくみによって支えられているようである。業界人よりもむしろ、これらの業者に仕事を委託している企業経営者やビジネスパーソンにこそ、読んで欲しい1冊である。(土井英司)
ほんとにちょっとギャグっぽい小説みたいに書いてあるこの本。
最初に読んだ感想は、、、
ふーん。すごい世界だなぁ(他人事)
と、思ってしまった。
それはなぜかというと・・・
「自分に全くの実感がないから」というのが、一番のように感じます。
ただ、この本から学ぶことができたのは、「エンジニアの大変さ」です。
自分ももっと本気になっていかなければいけないなぁと思いました。