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RSGT2024に初参加して感じたこと〜プロダクトに「愛」はあるんか?〜

Last updated at Posted at 2024-01-15

スクラム界隈のカンファレンスに初参加した、KAGのtakateinです。

RSGT2024に初参加した自分が感じた"自分目線の"感想をkeynoteや資料と共に書いていきます。

まとめていただいた方には感謝です。

参加して頭に残ったキーワード

この世の中に多種多様な開発者がいるけど、
「簡単(短納期)で、ビジネス価値もある、自分が好きなモノを作る」
ことをみんな夢みてると思う。

\ソースコード30行ぐらいで、面白いもの作って1億円稼ぎたい/ (心の叫び)

生活のために開発者をしてる人が多いとは思うのですが、この夢が叶うと「やりがい」って非常に高いと思う。
楽しいものを気楽に作って金儲けしたいし、スクラムはそのためのフレームワークであって欲しい。

そんなことを考える私がRSGT2024に参加して、頭に残ったのは以下の4つのキーワードです。

  • イベント内で頭に残ったキーワード
    「価値」「スコープ(納期)」「ブランド力」

  • ギャザリング(と言うなの飲み会)で頭から離れなくなったこと
    「売れるプロダクトを作るには?」

価値について

まず、最初に心を打たれたのはMichael Feathersさんの話でした。

価値って普段の業務内で一歩引いて、客観的に考えること無かったよなぁ と思いながら聞いた。
どうやら、スクラムガイドの中でも「価値」という単語は近年になるほど出る回数が多い単語だそうです。

当たり前だけど、以下の話が実際にできてないことがあり、心に刺さる・・・

  • 価値を上げるにはどうするか?
    → お客様との距離を近づけること。遠いと価値を見出すのが難しくなる。

「ステークホルダー is 遠すぎ」問題は永遠の課題…

この爆上げしたい「価値」が計測できるものになってしまうと、「計測すること」が目的になってしまい、本当に必要なことを見失う という話にはすごい納得がいった。
ただ、計測できないと、より「お客様の求めるものに近づけない」というジレンマがあり、難しいなぁとしみじみ・・・。
進捗とかベロシティって当てにならないよねー というお話。

だからこそ、いらない機能は取り除き「本当に欲しいものだけを作り、改善していく」ことが大切だと改めて感じました。
個人的に「価値」=「これを使うと何が嬉しいのか?」だと思う。

スコープ(納期)について

「価値」について学んだ後に納期の話を聞くことになる。
「短いスコープで必要なものだけを作る」ことなんて難しいヨォ といつも思っている。
ちゃんとPO・ステークホルダーと対話しなきゃね・・・

ちょうど、プロジェクトでも自分が一番気にしていた内容の 納期 くん。
アジャイルの現場でも、なんやかんや存在してしまう 納期 くん。

DEV「このデッドラインを守る必要はありますか?」
PO/ステークホルダー「ダメです」
DEV「なぜ今必要なのですか?」

勇気が必要だが、このやりとり本当に大事だと思う。

  • スコープを落とす=必要な機能はリリースできてる。
  • 品質を落としてしまう=価値が下がる。

ってことは当たり前なんですが、意外と難しいこと。
価値を上げるには「品質を下げず、スコープを落とす」ことを再認識する。

ブランド力について

狩野先生の話。

付き合いたてのカップル時代は魅力的だったけど、結婚して20年も経つと当たり前になる話がすごい好き。

話の中で面白いと思ったのが、以下の計算式です。

[ブランド力](T) = [ブランド力](T-1)+[営業力](T)+[製品価値](T)+[ブランド方針]

右辺の「製品価値」=「成果物」だと個人的には思ってて、
前回のリリースでスコープを狭めて、落とした機能を次のリリースで対応すれば、「製品価値」があがり、「ブランド力」が向上するという計算式になる。

ブランドって成長していくものだし、多少スコープ狭めても品質が良ければ問題ないと思った。

売れるプロダクトを作るには?

そして、みんなでギャザリング(という名の飲み会)をした。
価値、品質、スコープの話をしたこともあり、その間に自分がずっと考えてたことは以下でした。

売れるプロダクト
= ブランド力があり、売れるもの(価値(魅力的品質+当たり前品質の製品))を
  決められたスコープで必要な分だけ作ったもの???

例えば、ファーストリリースで月に70億円の価値があるものをリリースする。
後々、その機能追加のおかげで売上が爆上がりして、月に200億円に到達するのって難しい。

くだらない機能を追加しまくり、飽和している魅力的品質を少し高めても、アクティブユーザーは別に減らないので正直作る意味はない って話でかなり盛り上がった。

じゃあ、変化が多いこの時代に「最強の売れるプロダクト」を作るにはどうすれば・・・?

「自分が得意・好きなものを作る。」 が今、思いつ自分なりの結論です。

  • 「自分が得意・好きなものごと」って
    • 自分がユーザーになって想定するから「本当に必要なモノ(価値)」を想像しやすい。
    • 狭いスコープであっても必要な案を出せる。
    • オタク早口と一緒(いらんことまでいっぱい知ってる)

とか・・・色々

そして、当たり前すぎる話なのですが、以下の式が自分の中で成り立った。

売れるプロダクト 
= 自社の強み(ブランド力) x 自分の強み(得意・好きなこと)

プロダクトを好きになれば、もしかして、売れるモノが作れるのでは???

『プロダクトに「愛」はあるんかぁ~~~?!』 『愛がいちばぁぁぁんんんんん』

プロダクトに愛が持てると良いもの作れるのかなぁとか、
愛があるほど「やりがい」に繋がるのかなぁとか思ったり。

※スクラムって考えるほど宗教じみてくる深いので、程々にしましょう。

愛を持て!!!とは思わないけど、自分が作るもの、所属する組織は好きでいたいですね~

以上、自分がRSGT2024に参加して感じたことでした。

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