はじめに
スクラムマスターをしているtakateinです。
みなさんはこんな経験ありますか?
「ピンチだけど、この仲間/会社なら乗り越えられる」
「ぶっちゃけ、自分だけでなんとか出来るのでは…?」
昨年度、転職したこともあり、組織やチームに対して自分ってどうあると嬉しいのか考える機会が少し増えました。
同僚から酒井風太さんの動画や記事を勧められて面白かったので本記事に1部抜粋して、簡単にですがまとめていきます。
参考にした動画
まずは観た動画から紹介
(タイトルは簡略化してます。)
- 【Z世代育成はスラムダンク学べ】組織効力感を高める方法
https://youtu.be/SwvR743bscc?si=uD5Av8_P2WLFAKd2 - 【組織崩壊を防ぐメカニズム】優秀なリーダーはこうして潰される
https://youtu.be/W_b2vp19nWA?si=FE5TIqQhYm7LK3ua
なぜ組織は崩壊していくのか
組織のあるべき姿は、メンバー同士が依存し切磋琢磨して、より良いプロダクトを作り利益を上げられる状態、つまり、働きがいがある組織だと思います。
ただ、メンバーの自己効力感(後に説明)が強くなりすぎると、組織のメンバーが相互依存せずに、全部自分でやれると感じる単独依存性
が発生します。
結果、この会社で働く必要がないと感じてしまうことが起きてしまいます。
後に転職へと繋がることがあります。
そのため、自己効力感が高く、組織効力感が低い組織は空中分解し、崩壊していきます。
では、組織効力感とそれに対する自己効力感とは何かを説明していきます。
自己効力感とは
「挑戦に対して自分は達成出来る/出来るようになる という自信を持っている」
と認識することです。
この状態を獲得するには以下4つのパターンがあります。
- 達成体験 - 目標を建てて実施する成功体験とはで、出来ないことが、"気付いたら"出来てたこと
- 社会的説得 - 自分の能力やスキルを他者から褒められること(結果よりもプロセスや努力)
- 代理体験 - 周りの人ができてるなら自分も出来ると感じること (マウントを取るのはNG)
- 感情的状態 - 心身のコンディション
組織効力感とは
組織のメンバー一人ひとりの自己効力感の相互作用によって、組織全体が「目標を達成できる、成功できる」
と認識する状態です
組織効力感がないとどうなるのか?
組織効力感が低く、利益が出なくなった時に自己効力感の高い人材が抜けてしまうと、挑戦する力がかなり減ります。
結果、芋づる式に他の人材もどんもん辞めていく現象が発生します。
そのため、何か事故があったり、人が抜けても「この会社/チームとならまだまだいける」
という状態が理想です。
どうすれば組織効力感が上がるのか
まずは自己効力感を上げて、組織の目標達成に活躍でき状態を作るのが大事です。
参考にした動画内では以下2点を述べられてました。
- 集団的達成経験 - "みんなで"業績を達成した、組織で出来なかったことが出来た
- 貢献可能性の自覚 - 自分がここを頑張れば業績が伸びることを知ること
集団スポーツのように、一人一人に「〇〇さんがここをやってくれれば、このビジョン達成に繋がる」とかを的確に伝えることが良さそうです。
"小さな能力、大きな主役"
と動画の中では説明されていました!
野球とかバスケやアメフトだとその辺想像しやすいですよね。特にアメフト!
まとめ
- ピンポイントでもいいので、組織に活躍して、相互依存関係を作ることが大事。小さな能力、大きな主役
- シンプルにみんなで、助け合うの大事
- 組織効力感を上げて、組織を守れ!
酒井風太さんのnoteや動画は面白いので是非!