chmod
コマンドによるパーミッション(アクセス権)の設定
全ユーザーから書き込み許可を取り除く
誤ってファイルを変更されないように保護
chmod a-w ファイル名
オーナーである自分だけに書き込み許可を追加する
編集したいにもかかわらず書き込み許可を持たないファイルを所有しており、かつ、他の人びちに対する書き込み許可を変更したくない
chmod u+w ファイル名
そのディレクリに対し、自分自身から書き込み許可を取り除く
自分が所有する重要なディレクトリ内に、以後、変更を行わないように保存しておきたい。
間違って内部のファイルを削除してしまったり、不必要なファイルを内部に追加してしまったり、勘違いからファイルの名称を変更してしまったりする不注意を避ける
chmod u-w ディレクトリ名
ディレクトリへの書き込み許可をすべて取り去る
他のユーザーも書き込み許可を持っているようなら次のコマンドを使い、ディレクトリへの書き込み許可をすべて取り去る事ができる
chmod a-w ディレクトリ名
望むパーミッション(アクセス権)そのものを直接設定
自分の作業ディレクトリ内にある全ファイルに対して、自分と自分が属するグループ(g)の利用者たちが読み出しと書き込みを行えるようにしたい場合
ファイル名にワイルドカード(*)を併用して、「対象となるディレクトリ内に存在するものすべて」に対し、一度で同じ設定を指定する
chmod ug=rw *
ファイル名を直接指定
半角空白記号で区切って全て列挙する
chmod ug=rw ファイルa ファイルb ファイルc
グループ(g)ならびに他(o)のユーザーすべてから、読み出し、書き込み、実行の許可を取り去る
あるディレクトリ内に存在する全ファイルと、そのサブディレクトリに含まれるすべてのものを、自分に与えられているパーミッションはそのまま残し、同じシステムを使っている他のユーザーから保護する
chmod go-rwx ディレクトリ名
同じ処理をもっと簡単に。何も許可を与えないことを意味する。
chmod go= ディレクトリ名
ディレクトリのオーナーには全パーミッションを許可し、グループ(g)ならびにその他(o)のユーザーに対しては読み出しと実行の許可だけを与える
あるディレクトリにすべてのユーザーがアクセスできるように設定したい。ただし同じシステムを使っている他のユーザーは、そのディレクトリ内にあるものが読めても、それらに対して名前の変更や削除、追加できないようにしたい。しかし、ディレクトリにはアクセスできるので、そこに含まれているファイル自体のパーミッションに読み書き許可が設定されていると、自分以外のユーザーもそこに含まれているファイルを読んだり変更できたりしてしまうことに注意する。
chmod u=rwx,go=rx ディレクトリ名