fabricのアプリがリリースされていました。
iOS版
https://itunes.apple.com/us/app/apple-store/id1077938720?mt=8
Android版
https://play.google.com/store/apps/details?id=io.fabric
せっかくなので、簡単にレビュー。
できることとできないこととか書いてみます。
(アプリのリリースバージョンで以下のレビューを書いています)
fabricアプリでできること(時間がない人用まとめ)
まずアプリでできることをまとめてみました。
- Active users right now:リアルタイムでアプリを使っているユーザー表示
- Crash free users:アプリのクラッシュ率表示
- Daily active users:1日ごとのアプリを使っているユーザー数表示
- Activity:1日ごとの大まかなアプリのクラッシュ内容等の表示
- Push Notification:特定の条件が発動した際にプッシュ通知
アプリの目玉としては、プッシュ通知ではないかと思います。
通知する基準を"All"、"Priority"、"Critical"、"None"の4パターンで設定が可能です。
アプリを使ってみました
今回はiOS版のアプリ画面で見ていきたいと思います。
アプリを起動するとまずIDとパスワードでログイン。
1Password対応なのが、何気に便利。
ログインすると、IDに紐付けられているアプリ一覧が表示されます。
任意のアプリを選択すると、こんな感じで詳細を見ることができます。
リアルタイムでアプリを使用しているユーザーの数(前日との比較)、クラッシュ率(1ヶ月比較)、アクティブユーザー数(1ヶ月統計)と主なアプリのクラッシュ内容等を見ることができます。
特にアクティブユーザー数をパッと確認したいときには便利ですね。
Activityの中身は簡単にどの部分でクラッシュしているかなどを簡易的に表示。
あくまで簡易的な表示なので、詳しいログなどの表示はできません。
そして、目玉機能のプッシュ通知機能についてはアプリ別で設定を変えることができます。
通知する、通知しないの設定を4段階で設定が可能です。
アプリ別に設定が可能なので、新規リリースしたアプリについては全ての通知を受け取って、アクティブユーザーが少ないアプリについては通知を控えるなど設定ができますね。
まとめ
アプリ側では簡易的な表示しかできませんが、機能を絞っていていいと思います。
アプリのバージョン毎のクラッシュ率分布やOS毎の利用率、個別で設定したイベント表示などは見ることができないので、その部分はPCで見ましょう。
モバイルアプリ版はあくまでも簡易的な表示のみ、ということですね。
通知機能は割と使えるかな、と思います。
公式のブログにもアプリの紹介がされていましたが、英語がわかる人はこちらもどうぞ。
https://fabric.io/blog/introducing-the-fabric-mobile-app