eachの入れ子構造

同じ果物でも高級と言われるもの、大きさ、見切り品など金額が変わってきます。
そのような計算をしていきたいと思います。

fruits_price = [["りんご", [200, 250, 220]], ["オレンジ", [100, 120, 80]], ["ぶどう", [1200, 1500]]

今回は配列のなかに配列が入っており、果物の名前とそれぞれの合計額を出力します。

初めにeach文を使用してそれぞれの果物を一つずつ取り出します。また合計金額を足していくための処理の記述をします。

fruits_price = [["りんご", [200, 250, 220]], ["オレンジ", [100, 120, 80]], ["ぶどう", [1200, 1500]]

fruits_price.each do |f|
  sum = 0
end

この記述で、

["りんご", [200, 250, 220]
["オレンジ", [100, 120, 80]
["ぶどう", [1200, 1500]

という形で取り出せるようにします。
次にそれぞれの果物の金額を足していく処理を記述していきます。

f[1].each do |p|
  sum += p
end

fの1番目の値[200, 250, 220]から値を1つずつ取り出して、自己代入をしながら最後にsumを出力します。

最終的な記述は、

fruits_price = [["りんご", [200, 250, 220]], ["オレンジ", [100, 120, 80]], ["ぶどう", [1200, 1500]]

fruits_price.each do |f|
  sum = 0
  f[1].each do |p|
    sum += p
  end
  puts "#{f[0]}の合計金額は#{sum}円です"
end

ちなみにf[0]は、[りんご]、[オレンジ]、[ぶどう]、f[1]は、[200, 250, 220]、 [100, 120, 80]、[1200, 1500]が入っていて、りんごの処理が終わったらオレンジ、ぶどうの順番で処理を処理を行っていきます。