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「問題発見」できる人になる

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本の内容(抜粋)

最も学びになったこと

「問題解決」ができるだけでなく、「問題発見」ができる人を目指していく必要がある。

問題解決と問題発見

  • 問題解決
    与えられた問題を適切な方法で解決すること。
    問題を与えられる前提で、相手に逆らわない「優等生」が向いている。
    →学校や従来の組織で評価を得やすい能力。

  • 問題発見
    問題を発見して明確に定義すること。
    そもそもの問題を疑ってかかり、自分の頭で考えられる人が向いている。
    →従来の社会では評価を得にくかった能力。

問題発見の価値

AIの台頭やDXの高まりにより、「問題解決」よりも「問題発見」が求められるようになってきている。
→問題解決はAIでも可能な一方で、問題発見では人間の思考力が求められるため。
また、問題解決と問題発見では求められる能力が逆であり、学校などでは「問題解決」能力が評価される傾向にあった。
→思考力がある人は「問題発見」が得意な傾向にあり、今後の社会で評価される能力と言える。

所感

まさに、自分は「問題解決」の側にしか立てていない人間だと感じました。
→目的や方法がある程度与えられたうえでその条件に沿って進むということは比較的得意。
逆に、目的や方法を自分で判断して定義する必要がある状況では、どうすることが正しいのか分からなくなってしまう。
「問題発見」を能動的に行う姿勢が重要になってくる という言葉もあったので、「問題発見」できる人が備えている要素は何なのか を考えながら、まずは「問題発見」の作業に取り組む機会を増やしていきたいと思います。

本の情報

タイトル
入門『地頭力を鍛える』 32のキーワードで学ぶ思考法

著者
細谷 功

内容
思考力とは「自分の頭」で考えること。
思考力を身に着けるための32のキーワードを、定義や使い方と合わせて紹介する。
キーワード例:ロジカルシンキング / 二項対立 / メタ認知

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