~~Java Goldに合格するまで
◆試験結果
・1回目 正解率:48%
・2回目 正解率:65%
◆経歴
・F欄を卒業後、新卒でIT企業に入社して現在(2023/1)で9年目のSE。
・1~3年目まではテスター。4年目から現在に至るまでJavaの開発者。
◆保有資格
・2016/11/12 「Java SE 7/8 Bronze」合格
・2018/2/25 「Java SE 8 Programmer I」合格
・2021/5/9 「Java SE 8 Programmer II」合格
◆勉強期間
・2020/8/4~2021/5/8
(9/中旬~12/中旬、1/初旬~2/下旬までは仕事が多忙で勉強を中止していたため、実質4カ月)
◆参考書
・紫本
・黒本
◆参考書の感想
・当初、紫本をメインに勉強を進めていました。というのも黒本の解説がわかりにくいのと、紫本の方が情報量が多い(個人的な感想)という理由で『黒本やらなくていいんじゃね?』ってなってました。※最終的な割合は黒本8の紫本2くらいになります。
実際に紫本を進めていく中で読んでいて理解できない箇所はほとんどありませんでした。1周終わったタイミングで黒本の章末問題を解いてみたら見事に撃沈しましたが…。
ある程度のインプットはできたなと思っていましたが、試験に酷似した問題が出題される黒本で結果が残せないのであれば意味がありません。ただインプットをしたおかげもあり、当初ほど黒本に対する苦手意識は消えており、スムーズに黒本を進めていくことができました。黒本の章末問題を1~10章まで一気に解いて全体の正答率が80%を超えるまで模擬試験は取っておいたのですが、いざ、80%を超えて模擬試験を受けてみると、これがまぁ2回目の撃沈ですね。正答率30%くらいだったと思います。何故か全く解けませんでした。というのも、章末問題で選択肢には存在するけど回答にはなっていないものについて一切理解や記憶をしていませんでした。(そりゃ解けなくて当然)
現状の弱い部分を把握できたのでそこについて再度勉強を開始し、もう十分だろうというところでWEBの模試を受けました。これが3度目の撃沈でした…。このときの理由として、問題(ソースコード)をしっかり読んでいないところにありました。例えばmax()の戻り値はOptional ※Tにも関わらず、代入先がStreamとなっていてもコンパイルエラーであることに気が付かないとか。このように新しい問題を解く度、課題は見つかりましたが知識が増えるのが楽しく自然と勉強は苦ではありませんでした。
※Qiitaの記事上<>←を付けると何故か非表示になってしまうので外してます
◆受験の感想1回目
Oracleが実施している12月~5月までの再受験無料キャンペーンを使って応募していたので落ちてもいいくらいの気持ちで受けました。
感想としては『そこまで難しくないな?でもこれってどっちだっけ?』といった感じでした。
受かるように調整をしてきたわけではないので(←言い訳)、所々記憶が曖昧になっており、不安な選択が続きましたが、受験までに黒本の章末を5周、模擬試験をWEBと本で2回ずつ受けていたので、時間配分だけは完璧で最後に10分ほど見直しができるくらいの余裕がありました。予想通り落ちていましたが、『これならつぎいけるな』と謎の手応えを感じていました。
◆受験の感想2回目
万全を期すために日々溜め込んできた暗記ノートを何周もし、3日前から紫本、黒本で下記の章について再復習をしました。
・JavaストリームAPI
・入出力
・スレッドと並列処理
※自分で適当な問題を作成し、ノートに対象のメソッドを使った処理をノートが黒くなるまでひたすら続けて体に記憶させました。
上記の項目について、出題数も多く1回目であれば不安だらけな回答を続けていたと思いますが、自信を持って回答することができました。
(結果としては合格ラインギリギリだったのであまり声を大にして言えませんが…。)
◆取得してみて
私はSESをメインとした会社に所属しており、スキルシートに『自分Goldホルダーなんすよ』って記載したい思いで学習を進めていました。実際に記載した際には『来るとこまできたな』感がすごく、感無量でした。
ただ、決してGoldを保持していることが「実務でWEBシステム作れます」ということにはならないので、その部分については勝って兜の緒を締めよの精神で今後も学習を進めていく所存です。
(寧ろGold持ってることで周りからの期待が無駄に上がりそう…。)
何はともあれ難関?資格を取得できたことは自分の自信に繋がりますし、今後のモチベーションも格段にアップするため、現在勉強中の方は最後まで諦めずに挑戦してほしいと思います。