自己紹介
株式会社サイバーエージェント 技術人事本部の宝田と申します。
普段はエンジニア新卒採用や技術者のためのコミュニティスペース「CA Tech Lounge」の運営をしています。
現在のミッションとしてはエンジニアの採用がメインなのですが、元々アドテクプロダクトの営業職などを担当しており、プログラム自体はほぼ未経験でした。
自分が競プロを始めたきっかけなどについては前回の記事にて記載しましたので、今回は割愛致します。
入茶しました
掲題の通り、11月にAtCoderを始めてから5ヶ月でRating 414となり、
ABC345にて無事茶色になることができました。
11月当初ほど毎週必ず、というわけには行きませんでしたがコンスタントにABCに出場し、
半年後までモチベーションを継続することができたのは良かったと思います。
この記事では入茶した喜びを記録するとともに、競プロプレーヤー・人事・コミュニティ運営者としての学びを言語化できればと思います。
入茶するまでにやったこと
いわゆる灰埋めBC埋め・・・はせず、
毎回のABC振り返り + CA Tech LoungeでのAtCoder Problemsを用いたバーチャルコンテストに振り切って学習しました。
CA Tech Loungeでは競プロ部として毎週1回程度バーチャルコンテストが開催されており、
自分も運営でありながら定時後ということもあってほぼ毎回参加しています。
感想(競プロ編)
よかったこと
特にコミュニティの中で競プロで取り組んだことの良さとして下記を感じました。
- わからないことや役立ちポイントを優秀エンジニアたちが教えてくれる
- オフラインのコンテストで大変さを共有しながら解き進めることができる
- 1人でやるときと比べて圧倒的にモチベーションが長続きする
今ひとつだったこと
一方で教材やカリキュラムベースの学習でないことの欠点として下記を感じました。
- 体系的な理解には乏しい
- 知識の穴がいびつになっている
- 取り組みの参加者が少ないと自分のモチベーションにもダメージを受ける
今後やっていきたいこと
引き続きAtCoderについては不定期に参加を継続するつもりです。
前述の通り体系的な理解・知識に弱みがあると感じているため、今後はアルゴ式・鹿本などに並行して取り組みたいです。
感想(人事編)
よかったこと
- 今まで感覚的にしか理解していなかったAtCoderの成績を自分の感覚で理解することができた
- プログラミング力はもちろんのこと、「継続性」についても一定の評価ができる指標であると感じました。
- プログラミング・アルゴリズムの基礎的な部分を学ぶことができた
- 非エンジニア出身人事として、プログラミングに対しての理解を示すプロフィールやエンジニアとの「共通言語」が作れた
今ひとつだったこと
- アルゴリズム・プログラミング以外の部分にはまだ触れられていない
- 「実務でどう活きるのか」という部分についてはまだ理解しきれていない
今後やっていきたいこと
競プロ以外のwebアプリ開発やデータ分析などにも少しずつ取り組み、理解を深めていきたいと思っています。
また、今回の経験を活かし競プロが活きる部分と難しい部分、自社での業務をどう区別して考えていくか検討してみたいと思いました。
感想(コミュニティ運営編)
よかったこと
- コミュニティ内にグループ活動のきっかけをつくることができた
- 社員とコミュニティメンバーが触れ合うタイミングをつくることができた
- 会員が競プロに取り組み始めるなど、会員にも影響を与えることができた
- 会員には自分を超えるレーティングを持つ人も現れました。
今ひとつだったこと
- 競プロの性質上、全てのメンバーが取り組む必要があるアクティビティではない
- バーチャルコンテストなどの活動は日によって参加者がまちまちだった
今後やっていきたいこと
競プロ以外にも会員が積極的に参加できる取り組みをコミュニティに増やしたいと考えています。
また、エンジニアが学ぶ場所として最適な制度・コミュティ設計を引き続き考え続けていきます。
告知
CA Tech Loungeでは会員を現在募集しています。
オフラインの場所を持っていること、定期的なメンターからのフィードバックをもらえることが魅力であるコミュニティのため、
渋谷への週2回来社が必須となっていますが、学生・社会人問わず技術を学ぶモチベーションが高い方にオススメの取り組みになっています。
この記事を見て技術を学ぶ仲間が欲しいと思った方、ご応募お待ちしております!