基本データ型
基本データ型ってなに?
変数に格納される値の種類を定義するもので、別名「基底型」「プリミティブなデータ型」ともいいます。
基本データ型には byte,short,int,long,float,double,char,boolean の8種類のデータ型があり、値の種類によって「整数型」「浮動小数点型」「文字型」「ブール型」の4つに分類されます。
また、基本データ型以外にも「参照型」または「複合データ型」と呼ばれるデータ型があります。
基本データ型の説明
整数型
整数データを扱います。
整数型のデータは全て符号付きで、正負どちらの値も保持することができます。
データ型 |
サイズ |
値の範囲 |
byte |
1byte |
-128~127 |
short |
2byte |
-32768~32767 |
int |
4byte |
-2147483648~2147483647 |
long |
8byte |
-9223372036854775808~9223372036854775807 |
浮動小数点型
浮動小数点を含むデータを扱います。
データ型 |
サイズ |
値の範囲 |
float |
4byte |
±3.40E38~±1.40E45 |
double |
8byte |
±4.94E-324~±1.79E+308 ※ |
※E+308 は 10 の 308 乗を示します
文字型
「A」や「あ」などの1文字を扱う。
データ型 |
サイズ |
値の範囲 |
char |
2byte |
2byte の文字コード |
ブール型
true か false か、真か偽かの論理情報を扱います。
データ型 |
サイズ |
値の範囲 |
boolean |
1byte |
true または false |