mp-10759(NaCl型-GeSe)をQSGW計算してみた。バンドプロットは
(0eVがフェルミエネルギーだが計算メッシュの関係で少しずれている。詳細は次)
(BZ: https://ecalj.sakura.ne.jp/BZgetsyml/BZ1.html )
定性的にLDA計算とさほど変わらない。これはいずれにせよQSGW$\sim$LDAが正しい準粒子構造を示しているという理論的根拠になる。
バンドギャップ近傍のみを書くと、左図(SOCなし)となり(図ではフェルミエネルギーがずれているが気にしなくて良い)、Lを含む境界面でリング状にフェルミエネルギーがあることになる(ポイントでなくラインになる)。
一方、SOCを入れると右図のようにL点で0.05eVレベルのバンドギャップができる。小さい。