はじめに
DWCでデータフロー、ビューを作成する際に、別のスペースのビューやテーブルを参照する事が出来ますのでその設定方法についてご紹介いたします。
サンプルスペース
サンプルとして参照元と参照先の2つのスペースを作成します。(スペースの作成方法については割愛します。)
共有元:TEST_PRODUCTION
共有先:TEST_PRODUCTION2
1.まずは共有元(TEST_PRODUCTION)のスペースにサンプルテーブルを作成し、デプロイします。
その後、添付(赤線)の共有アイコンをクリックします。
2.テーブルの共有設定画面が表示されるので、共有化したいスペースを選択し、共有ボタンをクリックします。
3.共有済みとして「TEST_PRODUCTION2」が追加されました。※アクセスは読み取りのみです。
共有元の設定は以上です。次は共有先で共有元テーブルの設定方法です。
4.共有先(TEST_PRODUCTION2)のスペースからビュー作成画面を開きます。
すると共有オブジェクトのテーブル配下に上記1~3で設定した「TEST_PRODUCTION」スペースのテーブルが表示し、ビューとして設定する事が可能となります。
おわりに
スペース内で全て簡潔すれば共有化する必要はないかもしれませんが、ビューやテーブルの数が多くなった場合等、スペース毎に用途を分けて管理したいケースもあるかと思います。そんな場合、上記の方法でスペースを跨いで参照できるのでぜひご活用下さい。