最近、Flutterを触ってみたんですが、これ、なかなか良い感じです。
そもそもFlutterって何かと言うと、Googleが開発したフレームワークで、1つのコードでiOSもAndroid、さらにはWebやデスクトップアプリまで作れちゃうという優れもの。
しかも、使ってるのはDartっていう比較的新しいプログラミング言語です。
これを使えば、プラットフォームごとにコードを書き直さなくてもOKなんです!
というわけで、僕が感じたFlutterの魅力をざっくりとまとめてみました。
1. クロスプラットフォーム対応で効率的!
何と言っても、Flutterの一番の強みは1つのコードで複数のプラットフォームに対応できることです。
これ、マジで便利。普通だったらiOS用、Android用、それぞれコードを書かなきゃいけないんですが、Flutterだと全部一気に開発できちゃうんですよね。
例えば、小さいアプリを作る時はもちろん、スタートアップとかでスピード重視の開発をしたい時なんかにめちゃくちゃ役立つ。個人的には、時間が限られているプロジェクトには最適だなと感じました。
2. 「Hot Reload」でサクサク開発!
もう一つ気に入ったのが「Hot Reload」機能。
これ、開発中にコードを変更してもアプリをリロードせずにその場で反映されるんです。デザインを微調整する時やバグ修正の時なんかに特にありがたい。
デザイナーと一緒に作業している時に「これ、もう少し左に寄せようか」とか言われても、すぐに反映できるから、開発のサイクルがすごく早くなる。短い時間で成果が見えるのはモチベーションが上がります!
3. 美しいUIが簡単に作れる!
Flutterでは、UIの基本が「ウィジェット」というコンポーネントで構成されています。
このウィジェットを組み合わせることで、簡単に美しいデザインを作れるんです。iOSとAndroidで見た目が若干異なる部分も、Flutterだとウィジェットで統一されているので、一貫したデザインを保てるのもポイント。
しかも、アニメーションも割と簡単に実装できるから、ちょっと動きのあるアプリも作りやすい。ここはかなりの強みだと思います。デザインにこだわりたい人には嬉しいフレームワークですね。
4. パフォーマンスもいい感じ!
クロスプラットフォームのフレームワークって、どうしてもネイティブに比べてパフォーマンスが落ちるんじゃないかって思うんですよね。
でも、Flutterは違う。ネイティブに近いパフォーマンスが出せるんです。
これ、Flutterが独自の「Skia」っていうグラフィックエンジンを使っていて、高速な描画が可能だからなんですよね。
実際にアプリを動かしてみても、モッサリ感は感じませんでした。
5. 便利なプラグインが豊富!
もう一つ注目すべきなのが、プラグインが豊富ってこと。
Flutterには、カメラやGPS、ネットワーク接続なんかのデバイス機能を使うためのプラグインがたくさん用意されています。
これがあると、開発者がゼロから全部作り込まなくても、サクッと必要な機能を実装できるんです。
例えば、簡単にカメラ機能を追加したい時とか、APIを使ってデータを取得する時なんかも、便利なプラグインがどんどん見つかります。
ちょっと気になるところ
良いところばかりに見えるFlutterですが、気になる点も少しあります。
例えば、ネイティブのAPIを使う部分では少し面倒な場合があること。Flutter自体はすべてのネイティブ機能をカバーしているわけではないので、時々カスタムプラグインを作る必要があります。これは、特定の機能に依存するアプリを作る時にはちょっと手間になるかも。
あと、アプリサイズが大きくなる傾向もありますね。簡単なアプリでも、ネイティブに比べて初期サイズが大きくなることがあるので、そこは少し注意が必要です。
まとめ
Flutterは、開発スピード重視のプロジェクトや複数プラットフォーム対応が必要なアプリを作る際には、本当に便利なツールです。特に「Hot Reload」機能は一度使うと手放せなくなりますし、見た目にこだわったUIやアニメーションも簡単に作れるので、個人的にかなりお気に入りです。
クロスプラットフォームでの開発を考えているなら、一度Flutterを試してみるのもアリだと思います。今後さらに成長する可能性もあるので、触っておくと面白いかもしれませんね!