概要
本稿は、Raspberry Pi B+に、「Adafruit PiTFT - 2.8" Touchscreen Display for Raspberry Pi」をセットアップした備忘録です。
たぶん、Raspberry Piの機種と Raspbianのバージョンには、依存しないと思います。
日本語で検索をすると2013年くらいのブログ記事がヒットするのですが、その記事の方法は、OSの特定のバージョンに依存していて、試してもでは上手く行きませんでした。(ブログ記事にもその旨の記載がある)
その後、複数の機種とOSバージョンに対応する方法が用意されたんでしょう。(機種も増えましたしね)
英語が苦にならない方は、本家サイトを見てセットアップすると良いと思います。(また更新されるかも知れませんしね)
組み立て
ピンに差し込んで、重ねるだけなんで難しいことは無かったです。
ただ、B+だと拡張されたピンが余ってしまうので、ちょっと不格好かも知れませんね。
タクトスイッチは、そのうちハンダ付けして使ってみようと思います。
セットアップ手順
ドライバーのセットアップ
組み立て終わって電源を入れても画面は表示されません。
カーネルアドオンを下記のスクリプトを実行して追加する必要があります。
簡易インストール(本家サイト)
数ページに渡って詳細なセットアップ手順が書かれていますが、下記のスクリプトの詳細な説明なので、取り敢えず動かせればいい人は、読まなくてもタッチディスプレイまで動作します。
(キャリブレーションの調整方法について知りたい人は見た方がいいです)
$ curl -SLs https://apt.adafruit.com/add-pin | sudo bash
$ sudo apt-get install raspberrypi-bootloader
$ sudo apt-get install adafruit-pitft-helper
再起動
かなりの分量のインストールが行われますので、時間がかかります。
何回か質問が訊かれるのですが、取り敢えずyesでセットアップしました。
再起動すると画面表示されますよ。
sudo reboot