Webシステムについて改めてまとめてみました。
Webシステムとは
インターネットを利用したシステム、インターネットを利用しているアプリケーションを構成するシステムなどのこと、ブラウザを介して利用するサービスのことを指す。
実際にどういった動きをするのか
Webサイトを閲覧する際の例を見てみる。
サイトにアクセスするとそのサイトのデータを要求するリクエストというものがサーバへと送られる。
そのリクエストに応じてサーバ側はデータを返すレスポンスが返ってくる。
ブラウザは受け取ったデータを画面に表示するレンダリングを行う。
上記のリクエストとレスポンスの部分がネットワークを利用して行われる。
ブラウザからネットワーク、そしてサーバ。
この3つの要素からWebシステムが成り立っている。
ブラウザ
サーバにリクエストを送り、受け取ったデータを元に画面に表示させる役割を担う。
HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語で書かれたプログラムを実行し表示させる。
ブラウザには種類があり、一般的に多く利用されているのがChromeだと思われる。
その他にもFirefoxやedge、Safariなどがある。
サーバ
ブラウザから送られるリクエストに応じてレスポンスを返す役割を担う。
Webシステムを構成する主なサーバはWebサーバ、アプリケーションサーバ(Appサーバ)、データベースサーバ(DBサーバ)の3種類。
Webサーバ
レスポンスを行うサーバ。
内容の変化しない静的なコンテンツのみを扱う。
では内容の変化するコンテンツ、例としてログインを行いユーザーによって表示が異なるものはどうなるのか。
そこで必要になるのがAppサーバになる。
Appサーバ
動的なコンテンツを扱う。
Webサーバが受け取ったリクエストに応じて内容を構築する。
ここで必要になるのはどのページを求められているのかという情報とその内容を表示するためにはどんなデータが要るのかというところ。
そのデータを扱うのがDBサーバになる。
DBサーバ
データの保存や集計、検索などを行う。
登録されているユーザの情報や他の情報など、データを扱っている。
Appサーバから要求された情報を返す。
それぞれのサーバがそれぞれの働きをすることによって一つのシステムを構成する。
システムの内容や規模によっては構成が変わる。
まとめ
Webシステムはブラウザから利用できるサービスを提供するためのもの。
ブラウザ、ネットワーク、サーバの要素から成り立っている。
ブラウザがお客、Webサーバがウェイター、Appサーバがコック、DBサーバが農家で例えるとわかりやすいかもしれない。