#自宅のPCと仕事先のPCでPythonを使う。
USBにPython(+wxPythonライブラリ)をインストールしました。
理由としては、私の場合、仕事先でいつも同じPCが使えるとは限らないからです。自分のノートPCを持ち歩くことも考えましたが、テストも兼ねてUSBメモリを利用してみることにしました。
GitHubを使うことも考えましたが、今回はいつ突然使用するPCが変わってもすぐに開発がスタートできる環境のひとつとして試してみました。
#インストールについて
過去記事:PythonとwxpythonライブラリをUSBにインストールする
https://qiita.com/takako_sudou/items/895b5f01753a2fdbde5c
#PATHを通す
その日作業するPCにPATHを通します。
システム情報に設定する方法もありますが、その日限りということもあるため、一時的に通す方法も必要です。
また使用するPCによっては、USBのドライブ名がEやFなど異なることもありえます。
##パスを確認する
path
現在の設定が表示されます。特に、最後が「;」で終わっているかどうかを確認しておきます。
##パスを設定する
set path=%path%E:\WinPython\python-3.6.5.amd64;E:\WinPython\python-3.6.5.amd64\Scripts;
##再度pathコマンドで確認する。
設定したパスが表示されます。
##バッチファイル化する
サクッと作業が終わるように、バッチファイルにしてUSBメモリに入れておきます。ドライブがEでないときでもファイル内の1文字を変更して実行すればよいので、コマンドを直接入力するよりはるかに効率が良くなると思います。
set path=%path%E:\WinPython\python-3.6.5.amd64;E:\WinPython\python-3.6.5.amd64\Scripts;
以上の内容をメモ帳で入力し「Setpath.bat」として保存。
コマンドプロンプトから実行します。
E:>Setpath.bat
###参考記事
Windowsのバッチファイルの基本的な使い方
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1506/26/news026.html
#注意
これは一時的なものなので、コマンドプロンプトを閉じてしまうと設定が消えます。
PATHが通っていると、pipを動かすときにも便利です。