gvmでGoをインストールする時はバイナリからがオススメ

gvmとは

https://github.com/moovweb/gvm
Goのバージョン管理ツール。
nodeでいうnodebrewやnvmみたいなものです。
ubuntuでaptでGoをインストールすると少し古いバージョンのものが入るので、バージョンを指定してインストールしたい時に便利です。

インストール

環境

Ubuntu 16.04LTS

依存ライブラリ

sudo apt install curl git mercurial make binutils bison gcc build-essential

gvmのインストール

bash < <(curl -s -S -L https://raw.githubusercontent.com/moovweb/gvm/master/binscripts/gvm-installer)

使い方

Usage: gvm install [version] [options]
    -s,  --source=SOURCE      Install Go from specified source.
    -n,  --name=NAME          Override the default name for this version.
    -pb, --with-protobuf      Install Go protocol buffers.
    -b,  --with-build-tools   Install package build tools.
    -B,  --binary             Only install from binary.
         --prefer-binary      Attempt a binary install, falling back to source.
    -h,  --help               Display this message.

ソースからインストール

gvm install go1.4

注意点

バージョン1.5以上をインストールする際には、Goの1.4が必要になります。

以下、1.5以上のインストール方法（公式より）

gvm install go1.4 -B
gvm use 1.4
export GOROOT_BOOTSTRAP=$GOROOT
gvm install go1.5

バイナリからインストール

上記の方法でソースからインストールする場合、1.4のインストールやスペックの低いPCだとコンパイルに時間がかかったりと色々と面倒なので、バイナリからインストールします。

gvm install go1.8 -B

-B のオプションを付けるだけです。