##■はじめに
Zabbixの動作確認をするときにZabbixSenderを使用すると、監視データをコマンドで送信することができて
便利なので使い方を紹介します。
##■環境
・Zabbix 4.0.0alpha5
##■インストール
# yum install zabbix-sender
##■設定投入
###・ホスト作成
1.「設定」「ホスト」「ホストの作成」と順に開く
2.次の情報を入力して「追加」をクリック
項目 | 値 |
---|---|
ホスト名 | host1 |
グループ | sender_test |
###・アイテム作成
1.「設定」「ホスト」から「host1」の「アイテム」を開く
2.「アイテムの作成」を開き、次の情報を入力して「追加」をクリック
項目 | 値 |
---|---|
名前 | CPU使用率 |
タイプ | Zabbixトラッパー |
キー | trap_cpu |
###・トリガー作成
1.「設定」「ホスト」から「host1」の「トリガー」を開く
2.「トリガーの作成」を開き、次の情報を入力して「追加」をクリック
項目 | 値 |
---|---|
名前 | CPU使用率監視 |
深刻度 | 致命的な障害 |
条件式 | {host1:trap_cpu.last()}>=90 |
##■Zabbix Senderの実行
###コマンドで直接値を指定する場合
# zabbix_sender -z 127.0.0.1 -s host1 -k trap_cpu -o 95
###ファイルを取り込む場合
# vi data.csv host1 trap_cpu 1523169600 55 host1 trap_cpu 1523169900 66 # zabbix_sender -z 127.0.0.1 -i data.csv
区切り文字:半角スペース
フォーマット:「ホスト名」 「アイテムキー」 「取得時間(UnixTime)」 「取得値」
###ループして大量にデータを作る場合
# vi loop.sh #/bin/sh for i in {1..10} ; do zabbix_sender -z 127.0.0.1 -s host1 -k trap_cpu -o ${i} done # chmod 755 loop.sh # ./loop.sh
以上です。