1行で
MacのAutomatorでOllamaのコマンド叩くQuick Actionを追加し、それで選択中テキストを入れ替えるだけです。
モチベーション
よく目標設定やらTODOがあっても、なんとなくやりたくないなーとかで後回しにしちゃいがちなので、タスクを分解するコストを限界まで下げたい、、ですよね?
別にGemmaやollamaでなくてもGitHub Copilotの gh copilot などなんでも動くと思います。
タスクを分解する
という用途に関しても英語の校正とか翻訳とかでも使えると思います。
作るもの
例えば、Qiitaの記事を書く
というテキストを選択中に Command + Shift + T
を押したら以下のようにテキストを入れ替えます。(実際に出したもの)
* Qiitaの記事を書く
* 記事のテーマを決定する
* 記事の構成を検討する
* 記事のタイトルを決定する
* 記事の本文を作成する
* 適切なタグを選択する
* 記事をQiitaに投稿する
* 記事を公開する
* 記事の内容を確認する
* 必要に応じて修正する
* 記事を宣伝する
ここを参考にOllamaでGemmaをinstallします。
https://ai.google.dev/gemma/docs/integrations/ollama
-qatってついているモデルがいい感じに最適化されているらしくおすすめです。4bか12bあたりがいいと思います。数字が大きいほど性能が高いですが、スピードが遅いので、スピードと品質のトレードオフがあります。
ollama pull gemma3:12b-it-qat
ollama list
方法
1. Automatorでタスク分解Quick Actionを作る
Autormatorを開く
次にUtilitiesから Run Shell Script
をダブルクリックして追加し、シェルスクリプトを入れるだけです。
以下の設定をします。
- シェルスクリプトを入れる
/usr/local/bin/ollama run gemma3:12b-it-qat "以下のタスクを分解してください。インデントはそのまま維持してください。分解前のタスクの内容と分解したタスクのみを出力ください。\n例:\n * ある人に権限を追加する\n * ある人に権限を追加する\n * 追加する権限一覧を見る \n * 権限を追加するためのページを開く\n * 権限を追加する \n---\n分解するタスク:\n$1"
-
Output replaces selected text
にチェックを入れる -
Pass input:
をas arguments
に
終わると以下のようになります。
それをCommand + Sなどで保存します。 Divide the task
などで保存します。
2. 追加したクイックアクションをMacの設定で登録する
Macの設定の キーボード
の中に Keyboard Shortcuts
があるのでそれを開きます。
Divide the task
に好きなショートカットを割り当てます。
3. 使う
入力できるテキストボックスなどで分解したいものを選択してCommand + Option + Tでタスクが分解されます。
トラブルシューティング
Ollamaのログを見る方法(terminal)
tail -f ~/.ollama/logs/server.log