includeディレクティブ
「 パーツを共通化して使い回すための仕組み 」
【説明】
includeディレクティブは、このディレクティブを記述した位置に他のHTMLファイルやJSPファイルなどのテキストファイルを読み込みます。
【使用場面】
全JSPファイルで記述している内容を切り出し、共通化したい時に使用する。
WordPressでもヘッダー、フッター、サイドバーなどを共通化して使いまわしていましたがおそらくあのイメージかなと思います。
【基本構文】
以下がincludeディレクティブの構文です。
<%@ include file="(読み込みたいJSPファイルのパス)" %>
【使用方法】
読み込まれるファイル
こちらはヘッダーやフッターなどの共通化したいファイルを記述します。今回はHello Worldを出力する「hello.jsp」を用意して、他のjspファイルの任意の場所に出力します。
【hello.jsp】
<!-- 読み込み用ファイル -->
<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8"
pageEncoding="UTF-8"%>
<h1>Hello World</h1>
【include.jsp】
<%@ page language="java" contentType="text/html; charset=UTF-8"
pageEncoding="UTF-8"%>
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Insert title here</title>
</head>
<body>
<h1>↓↓↓↓↓↓↓ここにinclude↓↓↓↓↓↓↓↓</h1>
<!-- includeするjspファイルを指定する -->
<%@ include file="header.jsp"%>
<h1>↑↑↑↑↑↑↑ここにinclude↑↑↑↑↑↑↑↑</h1>
</body>
</html>
【出力結果(ブラウザ)】
↓↓↓↓↓↓↓ここにinclude↓↓↓↓↓↓↓↓
Hello World
↑↑↑↑↑↑↑ここにinclude↑↑↑↑↑↑↑↑
【まとめ】
これにより複数のページが必要なサイトやアプリでもパーツを共通化することでメンテナンスが非常に簡単になります。