IT用語辞典
上司から「これを最低限わかっていないと会話ができないよ」といわれたものを調べたまとめです。
IT
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 使用方法やサービス |
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IT | インターネットなどの通信とコンピュータとを駆使する情報技術。 | コンピュータとネットワークを使って進歩をもたらすこと。 | インターネットを中心とするネットワーク技術全般 |
ICT | 「Information and Communication Technology(情報通信技術)」 | ITに「Communication(通信、伝達)」という言葉が入っており、ITよりも通信によるコミュニケーションの重要性を強調した概念 | ネットワークサービスやクラウド等のデータ共有など |
Iot | Internet of Things(モノのインターネット) の略 | モノがインターネットにつながり、データを送受信して情報を受け取ったり、遠隔地から機器を操作したりする技術 | 外出先から子供の帰宅を確認したり、自宅の家電を操作するなど |
OS
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 使用方法やサービス |
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OS | Operating System オペレーティング システムの略 | コンピューターを動かすためのソフトウェアのこと | マイクロソフトのWindowsやAppleのMac OS等 |
Windows | ウィンドウズ | マイクロソフト社が開発したOS | マイクロソフト社のPC |
macOS (Mac OS Ⅹ) | マックオーエス‐テン | Apple社のマッキントッシュ用に開発したオペレーティングシステムのシリーズ名 | Apple社のPC等 |
UNIX | ユニックス | OSの一種。Linuxなどのの土台になったOS。Linuxとの違いは企業が開発して、知的財産権が企業に属している点 | macOS, カーナビ、携帯電話など |
Linux | リナックス | Unixを参考にして作られたOSの1つ。違いはオープンソースで無料、改変も配布も自由 | スマートフォンなどで使用されているAndroidなど |
ネットワーク
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 使用方法やサービス |
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LAN | Local Area Network(ローカル エリア ネットワーク) | 屋内など一定の限定されたエリアで接続できるネットワークのこと | 家庭で使用するのは「家庭内LAN」、会社で使用するのを「社内LAN」、ケーブルが要らないネットワークを「無線LAN」という |
WAN | Wide Area Network(ワイドエリアネットワーク) | 世界中で繋がるネットワークのこと | 通常使っているインターネットなどのネットワーク |
Client | クライアント | 利用者側のコンピュータのこと | スマホを例にすると、基地局がサーバー、スマホの端末がクライアント |
Server | サーバー | サービスを提供する側のコンピューターのこと | スマホを例にすると、基地局がサーバー、スマホの端末がクライアント |
各種プロトコル
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 使用方法やサービス |
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HTTP | Hyper Text Transfer Protocol(ハイパーテキストトランスファープロトコル) | データをサーバとクライアントの間で通信するときのプロトコル(きまりごと) | 海外の怪しいサイトや、通信内容を盗聴したり改ざんが容易なサイト |
HTTPS | Hyper Text Transfer Protocol(ハイパーテキストトランスファープロトコル)+ Secure(セキュア) | 通信内容が暗号化されたHTTPのこと | 企業サイトなどのセキュリティがしっかりしており、信頼性の高いサイト |
FTP | File Transfer Protocol (ファイヤートランスファープロトコル) | ファイルを送受信する時に使う決まりごと(通信プロトコル)。 FTPをコンピューターが認識できないと、サーバーとクライアント(利用者のPC)間でのファイルの送受信はできない |
サーバーにアップされたファイルの一覧を見る。 ファイルをサーバーにアップロード/ ダウンロード / バックアップ。 FTPサーバーに接続し、データの操作を行う |
SSL | Secure Sockets Layer | 送受信しているデータを暗号化する通信手順 | SSLサーバ証明書というのを発行し、HTTPをHTTPSにする。(SSL化) |
SSH | Secure Shell | 安全に通信を行って、ネットワークに接続された機器を遠隔操作するための通信手段(プロトコル)の1つ | サーバー側とクライアント側で、SSHでやり取りをしようと取り決めることで、安全に通信が行える |
TCP | Transmission Control Protocol(トランスミッション・コントロール・プロトコル) | 送ったデータが相手に届いたか、その都度確認しながら通信するやり方で、「信頼性は高いが転送速度が低いという特徴」をもつ | インターネット通信 |
ポート、ポート番号 | ぽーとばんごう | コンピュータで、実際に通信される出入口の番号。 URLやIPアドレスが住所とすると、ポート番号は複数ある玄関のようなもの |
クライアントがポート番号を制限することで、SSL以外の通信を出来なくすると言ったことが可能 |
HTTP,FTP,SSHのポート番号 | ウェルノウンポート | プロトコルにより特定のポート番号が割り振られており、これをウェルノウンポートという | HTTP: 80番 FTP: 21番 SSH: 22番 HTTPS: 443番 |
ファイアウォール | Firewall | 外部からの不正なアクセスを防ぐシステム | コンピューター内のセキュリティシステム |
IPアドレス
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 特徴 / 使用サービス |
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IPアドレス | Internet Protocol Address | インターネット上に接続された機器が持つナンバーのこと | パソコンやスマートフォンなどネットワーク上の機器を識別するために割り当てられていて、インターネット上での住所のような役割を担っている |
グローバルIPアドレス | インターネットに接続するタイプのIPアドレス | ||
静的IPアドレス | 固定IPアドレスともいう | 変動しないIPアドレス | ホームページの公開サーバーや、メールの送受信のためのメールサーバーのような、接続のたびに変わって欲しくない場合に導入する |
動的IPアドレス | 変動する(した)IPアドレスのこと | IPアドレスが変動する場合(インターネット・サービス・プロバイダー(ISP)に接続する場合)など | |
プライベートIPアドレス | インターネットに接続しないタイプのIPアドレスで、直接グローバルIPアドレスとやりとりすることができない | 社内や家庭内のネットワークにあるパソコンなどに付与されているIPアドレス |
ドメイン
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 特徴 / 使用サービス |
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ドメイン | Domain | インターネット上の住所のようなもの。「https//」 のあとに続く「example.com」の部分がドメイン | お名前ドットコム、ムームードメインなどでドメインを取得できる |
DNS | Domain Name System | ドメイン名とIPアドレスの対応付けや、 メールの宛先ホストを指示するためのシステム | IPアドレスを人間が覚えやすく使いやすい「名前」で指定できるようにできる |
VPN | Virtual Private Network | インターネットなどに接続している利用者の間に仮想的なトンネルを構築し、プライベートなネットワークを拡張する技術 | 通信を暗号化できるため、安全に通信ができる。リモートで社内ネットワークへのアクセスが可能。 |
ブリッジ | ネットワーク中のMACアドレスを見て、行き先を振り分けてくれる機器 | 同一ポート内にあてた送信パケットをほかのポートには転送しない機能や、パケットのループを発生させないための機能なども搭載している。これにより余計なポートへの転送を防ぐことができ、ネットワークパフォーマンスを向上することができる | |
プロキシサーバー | 「プロキシ」とは、「代理」という意味 | 内部と外部のネットワークの中継をする役割を持つサーバーのこと。 コンピューターに代わってインターネットに接続しサイトへアクセスしてくれる。 |
プロキシ上にログが残る/プロキシ上でウィルスチェックができる / 匿名性の確保 / 負荷分散・軽減 などのメリットがある。 デメリットで、接続履歴を閲覧されてしまう可能性があるため、適切な設定を行うことが不可欠 |
開発
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 特徴 / 使用サービス |
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ウォーターフォール開発 | 水が下に落ちていく様を模した名前となっています。 | 開発担当者や責任者、クライアントが各工程の成果物を共に確認し、工程に抜け漏れがないかどうか厳重に管理しながら工程を進めていく手法 | 俯瞰的にプロジェクトを把握できるため、各工程ごとにタスクを担当者に割り振れるので、プロジェクト開始後の進捗を比較的管理しやすい |
アジャイル開発 | アジャイルを日本語に訳すと「素早い」「機敏」といった意味になります。 | クライアントの要望に応えるシステムをできる限り素早くリリースするため、開発メンバーがシステムにおける優先度に順位をつけ工程を進めていく手法 | システムの優先順位を決めるためにミーティングを毎日行い、チーム内でスムーズに連携をとる「スクラム」という手法が主に取られます |
マイグレーション | 「移動、移住、移転」を意味する英語の「migration」が語源 | ソフトウェアやシステム、データなどを別の環境に移転したり、新しい環境に切り替えたりすること | レガシー(遺産)システムからオープンシステムへと移行することを「レガシーマイグレーション」、データベースシステムなどで古いシステムに蓄積されたデータを抽出・変換して新しいシステムへ移行することを「データマイグレーション」と呼ぶ |
デグレーション | 「デグレ」 | 「プログラムを変更したら、前よりおかしくなっちゃった」な状態 | 直したはずのバグ(不具合)が復活など |
デプロイ | 「deploy(デプロイ)」兵士を配備、展開するなどの意味 | 完成したプログラムを動かせる状態にすること | 「Heroku にデプロイする」など |
コンフリクト | 「conflict」衝突などの意味 | 複数の装置やプログラムなどが同じ資源を同時に利用しようとして競合状態になってしまうこと | git で別のブランチで同じ箇所をを更新したりするとコンフリクトが発生する |
肩書
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 特徴 / 使用サービス |
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PM |
プロジェクトマネージャー | 情報システムや組み込みシステムなど、システム開発プロジェクトにおける責任者 | プロジェクトの計画から運営管理、スタッフのアサインやマネジメントまで、プロジェクトの全工程に関わる。 |
PL | プロジェクトリーダー | プロジェクトを進める責任者の一人で、PMの補佐的な立ち位置。 | 開発現場でのタスクを把握し、プロジェクトメンバーへ細かな業務指導・作業指導を行うこと、タスクを消化させることが主な業務。 |
PG(PE) | プログラマ | プログラムを実装する人。SEの作った仕様書に沿って、実際にコンピュータのプログラミングを行う職種。 | コーダーがHTMLやCSSを使用するのに対し、PGはプログラミング言語を使用したシステム制作を行う。ーディングしたシステムが予定通りに動くかどうかのテスト作業も行う。 |
SE | システムエンジニア(実は和製英語) | 要件定義、仕様書の作成、コーディング、テスト作業といった、システム開発案件全体に関わる人 | プログラミング言語スキル以外にも、コミュニケーションスキル、マネジメントスキルなどが求められる。 |
デザイナー | 企業や個人などのクライアントから依頼されたWebサイトのデザインを担当するひと | デザイナーにも種類があり、IT業界においては 「UI/UXデザイナー」、「Webデザイナー」、「グラフィックデザイナー」、「ゲームデザイナー」などがある。 | |
フロントエンド・エンジニア |
フロントエンド | WebサイトやWebアプリケーションのうち、ユーザーが直接目に触れる部分を作成する職種 | ユーザーにとって使いやすく、魅力のあるサービスにする機能の実装が主で、JavaScriptやマークアップ言語の知識が必要 |
サーバーサイド・エンジニア | サーバーサイド | 入力フォームから入力されたデータをデータベースに保存、読み込みや、抽出、計算など、サーバーサイド側の処理をする部分の実装をする職種。 |
バックエンドエンジニアとの違いは、基幹系企業のエンジニアを呼ぶことが多い。 |
バックエンド・エンジニア | バックエンド | 入力フォームから入力されたデータをデータベースに保存、読み込みや、抽出、計算など、サーバーサイド側の処理をする部分の実装をする職種。 |
サーバーサイドエンジニアとの違いは、WEB系企業のエンジニアを呼ぶことが多い。 |
環境
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 特徴 / 使用サービス |
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開発環境 | ローカル・ローカル環境 | 自分のパソコンの中に構築する仮想環境のこと。 共同開発時に安心してプログラムの修正をするための仕組み |
localhost8080で建てたサーバーなど、自分のPC内だけで動作するサーバーをローカルサーバーと言ったりする。 また、自分のパソコン内でバージョン管理するために作成したリポジトリをローカルリポジトリといいます。 |
検証環境・ステージング | ステージング環境 | 疑似本番環境。開発し終わった、リリース予定の機能をテストするための環境。 本番とほぼ同一の状態を擬似的に再現する環境。 |
「Virtual Box 」や「Vagrant」などの仮想環境や、Dockerを利用した高度な総合環境の複製が可能。 |
本番環境 | 本番・production environment・プロダクション環境 | 利用者に公開されているサービスや、システムが製品として実際に稼動している環境のこと。 | サーバの形態を取るものを「本番サーバ」、Webサイトの形態を取るものを「本番サイト」といったように呼ぶこともある |
設計書
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 特徴 / 使用サービス |
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基本設計書 | ソフトウェアの動きを外から見た際にどういう動きをするのか?(What)を決めたもの | 以下のような項目を設計する。 業務フロー / 機能一覧表 / ネットワーク構成図 / テーブル定義 / ER図 / 画面レイアウト / 帳票レイアウト |
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詳細設計書 | 基本設計で決められた動きをどうやって実現するか?(How)を決めたもの | 詳細設計ではクライアントを意識せずに社内開発者が、開発向けに作った設計書の場合が多い。 機能設計書、データベースの物理設計書の作成など |
テスト
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 特徴 / 使用サービス |
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単体テスト(UT) | ユニットテスト | プログラムを構成する比較的小さな単位(ユニット)が個々の機能を正しく果たしているかどうかを検証するテスト | 単体テストは自動化することでより高い効果を期待できます。単体テストの自動実行を可能にするテストフレームワークと呼ばれるものがあります。よく知られているのは、Java言語用のJUnitですが、他のさまざまな言語用にもフレームワークが存在します。 |
結合テスト(CT/IT) |
インターフェーステスト, Integration Test, Combined Test | モジュール間のインターフェースの構造自体に問題がないか、モジュールを結合した状態でデータのやり取りや動作が適切に行われるかなどについて確認するテストのこと。 | 結合テストの実施方式には、トップダウンとボトムアップの2つのアプローチがあります。両者の違いは、上位モジュールからテストを行うのか、それとも下位モジュールから行うのかという点。 |
総合テスト(ST) | システムテスト | システム開発におけるプログラムの検証作業の中でも、構築したシステムが全体として予定通りの機能を満たしているかどうかを確認するテストのこと。 | 一般的にシステムテストの流れは以下のような流れです。 1.計画 2.テスト環境構築 3.テスト項目作成 4.テストデータ準備 5.テスト手順準備 6.テスト実行 7.評価 |
サーバーソフト
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 使用方法やサービス |
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Apache | アパッチ | ApacheというWebサーバーソフトウェア(HTTPサーバー)のこと | サーバーソフトウェアの中でも全世界の約50%のシェアを占める。 |
Nginx | エンジンエックス | NginxというWebサーバー用のソフトウェア | シェアは、NginxはApacheに次いで第2位。Apacheに比べ処理速度が早いが、大量の動的コンテンツ処理は不向き |
IIS (Internet Information Services) | インターネットインフォメーションサービス | マイクロソフト製のWebサーバーソフトウェア | シェアはApacheと並ぶ。マイクロソフト製なのでWindows Serverには最初からはいっている。 |
SQL
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 使用方法やサービス |
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SQL | エスキューエル | データベースを操作するための言語 | プログラミング言語の記述の中に、SQLの文を埋め込む「埋込み型」と、DBに対して指示を出して命令が実行されるという方式の「対話型」がある。 |
CRUD | クラッド | Create(生成)、Read(読み取り)、Update(更新)、Delete(削除)の頭文字を並べた用語のこと。 | 全てのコンピュータソフトウェアが持つ永続性の4つの基本機能のことで、ユーザインタフェースが備えるべき機能(情報の参照/検索/更新)を指す用語としても使われる。 |
トランザクション | transaction | ソフトウェアの処理方式の一つで、互いに関連・依存する複数の処理をまとめ、一体不可分の処理単位として扱うこと | データベースシステムや業務用ソフトウェアなどでよく用いられる概念で、金融機関のコンピュータシステムにおける入出金処理のように、一連の作業を全体として一つの処理として管理するために用いる。一体として管理された処理は「すべて成功」か「すべて失敗」のいずれかであることが保証される。 |
コミット | commit | ITの分野では、処理や変更などを確定させる、反映させるなどの意味でつかわれることが多い | git上で更新したファイルの内容をリポジトリに反映させる処理のこと。・トランザクション処理ですべての処理が成功し、データベースの状態を処理結果によって更新すること。 |
ロールバック | rollback / 後退復帰 / 後進復帰 | 情報システムの分野では、システム障害やデータの喪失、破損などが起きた際に、以前に正常に稼働していたある時点の状態に戻して復旧を試みること | トランザクション処理中、いずれかの処理が失敗し、完了済みの処理をすべてキャンセルしてトランザクション開始前の状態に戻すことをロールバックという |
排他制御(排他ロック) | データベースシステムなどで記憶領域への同時アクセスを制限するロック機構の一つ。 | データやファイルなどに同時アクセスにより、在庫数などに不整合が発生しないように、排他制御をすることで整合性を保ち想定通りの処理ができるようになる。 | |
楽観ロック ( 楽観的排他制御 ) | めったなことでは他者との同時更新は起きないであろう、という楽観的な前提の排他制御。 | 楽観ロックを使用する場合は、バージョンを管理するためのカラムを用意し、更新時の条件として、データ取得時のバージョンとデータ更新時のバージョンを同じとすることで、データの整合性を保証することができる。 | |
悲観ロック(悲観的排他制御) |
他者が同じデータに頻繁に変更を加えるであろう、という悲観的な前提の排他制御。 | 悲観ロックを使用する場合、トランザクション開始直後に更新対象となるレコードのロックを取得し、ロックされたレコードは、トランザクションが、コミットまたはロールバックされるまで、他のトランザクションから更新されないため、データの整合性を保証することができる。 | |
実行計画 | より短い時間でSQLを実行できる方法を計算し、具体的な方法を「計画」としてまとめたもの。 | 例としてSELECT文を実行するのに、カラムの値がヒットするまでフルスキャンするのか、対応づけられたINDEXを参照するのか、具体的な方法を示したもの。 | |
チューニング | システムやプログラムなどを改良し、パフォーマンスの向上を図ること | 情報システムやコンピュータ、ソフトウェアなどの設定や構成を調整し、目標の状態に近づけたり、性能を最大限引き出したりする作業を指すことが多い。 | |
パフォーマンス | performance | 性能のこと | コンピュータなどの機器やソフトウェア、システムなどの処理性能や実行速度、通信回線・ネットワークなどの伝送速度・容量などのこと |
スロークエリ | 処理速度が遅いSQLのこと | 事業や実行する処理にもよるが、2秒以上かかっていたら大体遅い部類と言って良い。 | |
クエリログ | General query log | クライアントからの MySQL Server への接続・接続解除の情報、およびクライアントから実行された全ての SQL クエリを出力してくれるログのこと。 | SQL 実行エラーが発生した際に、どのような SQL が実行されたのかを正確に把握するのにつかわれる。 |
ファイル/ディレクトリ
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 使用方法やサービス |
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ファイル | file | 情報システムにおいて、外部記憶装置を使って情報をひとつのかたまりとして扱うための単位 | ファイルは一つの単位となり、編集や削除、コピー、読み込み、書き込みなどの操作の対象となる。 |
拡張子 | かくちょうし | ファイルの種類を識別するためにファイルの名前(ファイル名)の末尾につけられる文字列。 | jpg、pdf、txt、mp3、htmlなど |
ディレクトリ | directory / フォルダ | ハードディスク上でファイルが記録されているデータの保管場所。いわゆる「フォルダ」のこと。 | 階層構造的にいくつでも自由に作成でき、これを木の幹から枝が伸びたかたちにたとえて、ディレクトリツリー構造と呼ぶ。 |
ルート・ディレクトリ | root directory | 階層型ファイル構造における「最上階層」のディレクトリのこと。 | あらゆるファイルを格納している大元となるハードディスクやフロッピーディスクがこれに該当する。 |
カレント・ディレクトリ | cd, chdir, 作業フォルダ | 階層型ファイルシステムを使用している時の、「現在の位置」であるディレクトリ | UNIX系OSであれば「pwd」、Windows系であれば「cd」というコマンドを入力するとカレントディレクトリが表示される。 |
絶対パス | absolute path、フルパス | ルートディレクトリから目的地までの経路のこと。 | 絶対パスの書き方例:(ttp://webliker.info/wp-content/themes/template/img/common/logo.png) |
相対パス | relative path | カレントディレクトリを基準にして、目的地までの経路のこと。 | 相対パスの書き方例:( ../img/common/logo.png) |
API
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 使用方法やサービス |
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API | Application Programming Interface (アプリケーション・プログラミング・インタフェース) | 自己のソフトウェアを一部公開して、他のソフトウェアと機能を共有できるようにしたもの。 | APIを使うことで、より多くの新しいサービスと開発が可能な他、データの二次利用、効率的な開発、サービス利用者の利便性アップ、セキュリティの向上のメリットがある |
WEB API | Web Application Programming Interface , (ウェブAPI) | HTTPプロトコルを用いてネットワーク越しに呼び出すアプリケーション間、システム間のインターフェースのこと。 | Webサイトに外部のサイトの提供する機能や情報を組み込んだり、アプリケーションソフトからWeb上で公開されている機能や情報を利用する際などに用いられる。 |
REST API | REpresentational State Transfer | Webシステムを外部から利用するためのAPI | 【RESTの4つの設計原則】 1. セッションなどの状態管理を行わない。 2. HTTPのGETやPOSTメソッドなど情報を操作する命令の体系が予め定義・共有されている。 3. すべての情報はURLやURIなどの汎用的な構文で一意に識別される。 4. 情報の内部に、別の情報や状態へのリンクを含めることができる。 |
SOAP | Simple Object Access Protocol | 異なるコンピュータ上で、プログラム同士がネットワークを通じて連携して動作するための通信プロトコルの一つ。メッセージの記述にXMLを、データ伝送に主にHTTPを用い、Webサービスの提供や利用に適しているとされる。 | インターネット上に公開された認証機能や課金機能といった個々の機能を呼び出すために用いられる。 |
用語 | 読み方・名称 | 解説 | 使用方法やサービス |
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エビデンス/証跡 | evidence (証拠、根拠、証言、痕跡などの意) | ステム開発のテスト工程などで、システムが正しく動作している、あるいは不具合が生じたことを示す証拠資料。 | 画面キャプチャ、データファイル、ログデータ、受信データ、テスト報告書。バグレポートなどが用いられる事が多い。 |
データパッチ | patch (あて布の意), 修正プログラム,アップデート, 修正パッチ | ソフトに変更を加えるために用意された、後付けのプログラム。 | ソシャゲなどで新しい機能が追加されたりすることをアップデート、不具合を修正することを修正パッチなどとよく使われる。 |
マクロ | macro, マクロ言語 | アプリケーションソフトの操作を自動化する機能の一つ | 利用者が複数の操作手順を一連の手続きとして記録したもので、簡単な操作で繰り返し実行することができる。 |
VBA | Visual Basic for Applications / Excel VBA | Microsoft Officeに含まれるアプリケーションソフトの拡張機能のプログラミング言語。 | 利用者が簡易なプログラムを記述して実行することで複雑な処理の自動化などを行なうことができる。 |
Google Apps Script | GAS | Googleが提供しているJavaScriptをベースのプログラミング言語。 | Googleスプレッドシート等の各Googleサービスと連携可能で、データ分析・グラフ作成なども効率化が可能。VBAのGoogle版。 |
おわりに
まだたくさん覚えることがあるけど、また次回。
独自の解釈などもかなり含まれているので、訂正箇所がありましたら教えていただけると嬉しいです!