最近JavaSilver教本の代名詞と言える黒本を購入しました。
安い本ではありませんが、非常に内容が濃い上に解説がわかりやすい名著です。
しばらくこの本を中心に学習をしていきたいとおもいます。
Javaにおける、import不要のクラスについてまとめました。
import不要のクラスとは
- java.langパッケージに属するクラス
- 同じパッケージに属するクラス
です。
java.langパッケージ
このjava.langパッケージはJavaの基本的な機能がまとめられた パッケージです。
頻繁に利用するので「コンパイラが勝手にimportをしてくれる仕組み」になっています。
そのため、インポート宣言をする必要がありません。また、同じパッケージに属するクラスのインポート宣言も省略が可能です。
また、インポート宣言時にアスタリスクをつかって、そのパッケージに属するすべてのクラスをインポートが可能です。
//パッケージに属するすべてのクラスのインポート
import パッケージ名.*;
// java.util.*;パッケージのインポート
import java.util.* ;
ただし、指定したパッケージに属するクラスに限定されるので、サブパッケージに属するクラスがインポートされることはありません。
【特徴 / メリット】
java.langパッケージの内容は以下の様のものです。
- 文字列操作
- データの変換
- 数値演算
- スレッド処理
といった基本的な機能ができるクラスが用意されています。
普段よく使うSystemメソッドの他にも、String、StringBuffer、StringBuilder、Boolean、Byte、Integerなど様々なクラスがjava.langには用意されています。
【まとめ】
繰り返しになりますが
- java.langパッケージに属するクラス
- 同じパッケージに属するクラス
はインポート宣言をする必要はないということは覚えておく。
パッケージという仕組みの理解はもう少し深める必要がありそうです。