Re:VIEW 3.0についての文書です。鋭意更新中。予定はまだ未定です。
2.0と3.0の違い
スタイル
- 全面更新、基本的には2.0のことは忘れて欲しい
- 3.0では以下の3つのスタイルを持つ予定
- 2.0互換jsbookスタイル
- 3.0版jsbookスタイル
- 3.0版jlreqスタイル(experimental)
- 一応2.0互換モードもあるけど、そのうち(動か)なくなりそう
- jlreq版もできるけど、jsbook版は維持する予定(3.0版の方)
3.0版の構成
-
*.sty
は4つになる- reviewmacro.sty
- review-base.sty
- review-style.sty
- review-custom.sty
- reviewmacro
- loader。通常は編集不可。
- 残りの3つを読み込む
- review-base
- 基本となるマクロ定義
- Re:VIEWのタグから吐かれるマクロを定義する(そのためないと動かない)
- review-style
- (主に)見た目に関するマクロ定義
- このファイルは空にしても大丈夫かも?
- review-custom
- ユーザ・書籍タイトル独自のマクロ定義
- Re:VIEW自体で定義する内容はない(初期状態では空になっている)
なぜこうなったのか
- 2.xでは頑張ろうとすると結局
layouts/layout.tex.erb
をいじる必要があった -
*.erb
はユーザに触らせたくない- マイナーバージョンアップしただけで壊れやすい
- →
*.sty
だけで完結したい - バージョンアップ時に変更するファイルと変更しない(ユーザに任せる)ファイルに分割する
Re:VIEWのバージョンアップ時について
- いままではlayout.tex.erbを更新していたが、そういうのをやめるようにしたい
- 3.0→3.1への変更といったときには、
review-base.sty
を更新する-
review-init
を拡張する?review-update
みたいなコマンドを提供する? - 標準のスタイルを更新する場合には
review-style.sty
も更新される
-
3.0 preview 1に入っていないけどやりたいこと
- techbooster-dojin.styに寄せる?
- geometryの非標準化
- tcolorbox化
- captionblockの独自マクロ化
- https://ctan.org/pkg/alertmessage ベースのやつに置き換える?
- 手元では試しに実装してみたものがあるけどうまく動かない。ダメそうだったらあきらめる